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今までの日記はこちらです。

 

<2001年月>

2001年6月10日(日)

 今話題になっている扶桑社の『新しい歴史教科書』が、一般の本屋さんでも市販されることになったので、早速購入してきました。
 
 「忘れかけている歴史を勉強し直してみようと」という思いで、読み始めています。


2001年6月7日(木)

 4月からごみの収集方法が変わって2ヶ月が過ぎました。

 私の仕事柄、妻の所には収集方法の問合せがよく来るようで、特にプラスチック製の包装や容器は判り難いようです。

 「中身が残っていたり、汚れが付着していないように」ということで、わざわざ石けんで洗って出される方もみえるようで、使う水や石けんのことを考えると逆に環境汚染になってしまい、目的をよく理解した上での対応が必要であると感じられます。

 また、「2週間に1度の回収ではゴミが溜まり過ぎる」という声も多くあるようです。


2001年6月6日(水)

 梅雨入りしたため、雨が降り続く嫌な一日でした。

 後援会事務所では、母親や妻、子供までもがコロンブスレポートを折る作業を手伝ってくれています。

 これまでですと、テレビのワイドショーを見ながらの作業でしたが、今日は「国会中継の方がおもしろい」と言って、国会の党首討論を見ながらの作業だったようです。

 応援してくださるスタッフの皆様はもちろん、両親・家族にも感謝しなければと思います。(照れ臭くてなかなか両親にはすなおになれませんが・・・)


2001年6月3日(日)

 今日AM5:00より出席した朝起き会(実践倫理宏正会)で大変いいお話を聞かせて頂きました。
 
 
 
 あるところに、子どものいない呉服屋夫婦がいました。

 ところがこの夫婦は偏屈で、口やかましいので、養子が何人きても、永続きしません。ある日、一人の若者が、修行だと思って養子を希望してきました。
 
 しかし、やっぱり我慢ができなくなリました。彼がとうとう耐えかねて、とび出そうと決心をした時です。部屋に新しい障子を入れるために、大工がやってきました。大工は戸を入れようとするのですが、はじめはなかなかうまくいきません。
 
 しかし、大工はあきらめず、やがて障子の上を削って鴨居に、下を削って敷居に、それから障子に弓をはってゆがんだ柱に合わせ、とうとう最後にはぴったり合わせて、するする動くようにしてしまったのです。
 
 これを見ていた養子は、感嘆の余り、吸っているタバコを思わずポトリと落としてしまい、なるほど、考えてみれば、障子をはめるのに鴨居や敷居を削る大工はいない。
 
 となると、自分もこの大工と同じように、まず己の我を削り、両親に合わせればいいのだ、ということを初めて悟ったのです。
 
 それからというもの、養子は己を捨てて、両親によく仕えて、この家を立派に相続したということです。
 
 
 「我」の否定というのは、このように己を相手に合わせることで、自己否定、つまり障子という自分の本質を、別のものに変えてしまうことではないのです。実践倫理の教えである「水のようにすなおになりなさい」ということは、まさにこのことなのです。

 人間は、すなおになったからといって、自分の個性がなくなったり、変わったリするわけではなく、すなおになり、全てを相手に「おまかせ」することによって、すべてが解決し、初めて個性もまた開花するのです。人間はひとりではなにもできない無力な存在です。
 
 
 
 おおむねこのような内容だったと思います。約150名の方が聞いてみえましたが、まるで私に対して言われているような気がし、大変勉強になった1時間でした。

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