12月議会最終日。19議案と議員提出議案1件、請願3件の採決を行って終了。
11時30分からのグリンピア昼の特売に間に合いそうな時間であったため、慌てて市役所を出てグリンピアに向かいました。恒例の街頭演説を約1時間グリンピアにて行いました。
「先ほどまで行われていた刈谷市議会の12月議会の内容について報告します」と、最も新しい議会情報を届けることのできた街頭演説でした。
今回の議会に陳情として提出された『3市(刈谷・安城・知立)での任意合併協議会設置を求める陳情』は安城市・知立市では採択、刈谷市においては趣旨採択という結論なりました。
新聞の報道では、「刈谷市議会が既に趣旨採択としているので、安城市・知立市で採択されても任意の合併協議会は設置されない見通しになっている」となっていますが、陳情に対する認識が少し違うのではないかと私は思っています。
確かに、昨年の9月議会に提出された署名を集めての『法定合併協議会設置の請願』は対象となる市全てにおいて採択されなければ、合併協議会を設置することができないルールでしたが、今回の陳情はあくまで「議会としての意志を示すもの」であって、市側にはこの決定に対する法的拘束力は一切ありません。すべからく陳情とはそういうものですから、「○○をしてほしいという陳情」であっても、当局は必ず実現しなければならないというものではありません。もちろん「議会の意志」を尊重する必要はありますが・・・
従って今回も、3市(刈谷・安城・知立)での任意合併協議会設置をするかどうか判断するのは市当局であり、その判断をする際に「議会の意志」としての陳情結果を参考にするのだと思います。
ですから、市当局が「合併協議会は必要」と判断すれば、設置の可能性もあると私は思っています。あくまで刈谷市議会も「趣旨は理解できる」という意志を示したのですから・・・
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