午前10時より、刈谷市議会の8月臨時議会が開かれた。
代表者会議での決定の通り、議長・副議長までは選挙により順調に決まった。ここで一旦本会議を休憩。その間に再び代表者会議を開いて、残っている委員長以降のポストについて調整をして行くのだ。
5つの委員長ポストに6人の候補。それぞれの会派が自信を持って推薦しているだけに、どこも「よし! わかった。じゃあ、うちが辞退するよ」ってなことにはならない。こんな場面では決まって最後は、人生経験豊富で人望の厚い方の出番となる。今回も、つい数分前に議長を辞職され、我が自民クラブの会長として戻ってきてくださった(私にとっては親父のような存在の)O議員が、他会派と我が会派内の意見調整に奔走してくださり、結局自民クラブが一歩引き下がるという形で決着した。
「本来その役割は、代表者会議の会長である自分がしなければならない仕事なんだろうなぁ~」・・・自分の力不足を感じながら、O議員には心からの感謝の言葉を申し上げた。やはり、人生経験不足、器の違いは歴然としている。「あいつに頼まれれば、聞かない訳にはいかない」そんな人格者にならねば。
この委員長ポストが決まれば後はスムーズに話がまとまり、結局本会議が終了したのは夕方6時頃であった。深夜にまで及ぶことも覚悟していただけに少しヤレヤレである。
6月27日から始まった代表者会議会長の仕事。最後は結局、長老議員の力を借りることとなってしまった。「息子が若気の至りで失敗した事業の後始末を、父親が尻ぬぐいした」みたいで、自分としては決して満足の行く結果ではないが、とても勉強になった40日間であった。
そして、本日の議会において向こう1年間、議会運営委員長を務めることが決定した。見方によっては今回の代表者会議会長と似たような仕事である。「事業に失敗した息子に対して、親父が再び与えてくれたチャンス」と捉え、自分磨きに精進して行こうと思う。\(*^▽^*)/
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