<私の感想>
刈谷駅の南口にこんなエンターテイメントシティができたらめちゃくちゃ楽しいだろうなと思
いました。
先日委員会で行った視察でも、マイカルによる再開発の事例(千葉県松戸市)が含ま
れていたので、「南口のキーテナントは、マイカルでほぼ決定かな」と思わず邪推してしまいます。
南口についても単にショッピングの場所だけでなく、カタカナのキーワードで表すならば、
『エンターテイメント』『ホスピタリティー』『アクティビティ』『アミューズメント』
『アメニティ』などで表されるような、人をもてなし、楽しませるような空間にしていきたいと
思います。
但し、今の景気動向や、JRで僅か17分の名古屋駅にオープンする高島屋との競合などを考
えた時に、非常に厳しい現実がありますが、マイナス面ばかりに目をむけているのではなく、若
者らしくプラス指向で夢を持って取り組んで行きたいと思います。
また、この施設を見て気になった事は、小樽のこれまでの中心部(商店街)がこの施設ができ
たことで、どの程度の影響を受けたかという事でした。
担当の方にお尋ねした所、オープン当初
は約20%ほど中心部の売上げがダウンしたようですが、中心市街地 ⇔ マイカル間の回遊バ
スを運行したり、小樽のまち全てに共通の物語性を持たせるなどして、共存共栄が計られるよう
に努力しているということでした。
また、小樽市は高齢化率20%以上ということで、お年寄り
は、どうしても身近な商店街に行く傾向が強く、お客様としてのターゲットを住み分けていると
も言われました。
刈谷の南口開発においても、現在同時に議論されている中心市街地の活性化という、ある部分
では、相矛盾する2つのテーマについての共存が重要なポイントであると思います。 |