8月9日(水)朝10時より、刈谷市議会役員改選のための臨時議会が行われました。
議長・副議長・監査委員のほかそれぞれの委員会の委員長・副委員長を決めるもので、一年生議員の私にとっては,昨年に続いて二度目の経験です.
昨年の場合、事前に各会派の代表者による会議で調整がなされ、当日はわりとスムーズに進行したのですが、今年は個々の議員の希望や会派ごとの思惑がぶつかり合い、当日を迎えるまでどういった結果になるか予想がつかない状態でありました。
朝10時に本会議場で開会が宣言された後、直ちに休憩に入り、会派の控室に戻った後は、代表者会議での決定をじっと待っています。代表者による調整の結果、昼の3時頃、議長・副議長・審査委員が決定をし、その後、委員長・副委員長ポストについても同様のかけ引きがあり、全ての議案が終了したのは、日付が変わった10日(木)の午前1時頃でありました。なんと、延々15時間におよぶ長い臨時議会でありました。
但し、その間に本会議場にいたのはトータルしても僅か30分ほどであり、議会というのは表に出ない、水面下での交渉事が実に多い所だということを改めて感じました。
今回は人事での激しい議論のぶつかり合いでしたが、本当は刈谷の未来や、まちづくりのビジョン、各会派ごとの政策の違いなどで今回のような活発な議論が交わされる姿が、議会としての望ましい姿であり、刈谷市のためになる事だと思います。
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