2001.5
号外

ロンブスが偉大なのは、アメリカ大陸を発見したから偉大なのではありません。アメリカ大陸があるのかないのかわからないのに大西洋に船出したから偉大なのだと思います。 答えのあることが判っている問題を一生懸命することは勤勉であります。チャレンジとは答えがあるのかないのかわからない問題に向かって挑戦することだと思います。
“挑戦しなければ見えてこない”

の言葉を強くかみしめながら、「明るい豊かなまち刈谷」をめざして若者らしく・一生懸命頑張りますので、ご支援とご鞭撻賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

今までのレポートはここです
 

21世紀
「刈谷の道路計画は!」

 

 平成13年4月25日、青葉会(会派の枠を越えた1年生議員12名による勉強会)の研修において、『刈谷市の道路行政について』というテーマで、市役所の担当者を交えての勉強会を行ないました。今回のコロンブスレポート号外8では、刈谷市における現在整備中の主な道路、計画中の道路についてお知らせいたします。皆様のお近くの道路計画はいかがですか?

井ヶ谷から衣崎町の境川浄化センター(中川大橋)付近まで、刈谷の西の外れを南北に結延長13km、道幅25m(片側2車線)の道路です。
 中心市街地の交通渋滞の中を通ることなく、刈谷市の北部と南部をスムーズに結ぶ道路として以前より期待の大きい縦貫道路ですが、その事業の大きさ(予算等)からなんとか県道として整備できないか要望中であります。 しかし、いつまでも県道として整備されることを待っているわけにもいけませんので、一部の区間については市道として整備して行くための調査が行なわれています。それが次に示します②・③の区間です。


  西境町を通る現在の市道(通称井ヶ谷国道線)は大型車両が多く通る割に、道幅が狭く危険であるため、西側にバイパスとしての新たな道路を新設し、大型車両をそちらの道路に迂回させることにより、歩行者の安全や住環境を確保するために作られる道路です。
 延長約2.2km、道幅13.5mの片側1車線、平成10年度から調査がスタートし、本年度から
用地買収に入り、平成18年度には完成を目ざしています。


 中手町から高津波の西側三田町を通り、逢妻町にありますし尿処理場付近までの道路です。延長約1.6km、道幅12mの片側1車線、平成11年度から調査に入り、現在国道の管理者やJR、公安委員会などと協議を行なっています。


先ほどの南北縦貫道の南の外れから、『ひまわり前~竹内胃腸科の交差点~国道155号線恩田町交差点』を結ぶ延長約5.7kmの道を道幅25m、片側2車線の道路にしようという計画です。その中でも比較的障害が少なく、整備が早く進みそうな次の⑤で説明する区間については具体的に協議が進んでいます。


 田んぼの中を通るこの道路は、延長約2.5km、道幅25mの片側2車線の計画で、現在都市計画決定に向けて県の都市計画課、農業振興課、公安委員会、中部電力などと協議を行なっています。特にこの道路計画の中には、中電の大きな鉄塔が立っているため、そのあつかいがポイントの1つとなっています。    


平成11年4月に都市計画決定をしたこの道路は、半城土のクリーンセンターの所から名鉄三河線を超え、一色町に至るまでの延長810m、道幅18m、片側1車線の道路です。この道路は途中、知立市を通るため、知立市と歩調を合わせた整備が必要です。


 平成11年4月に都市計画決定をしたこの道路は、国道1号線一里山町交差点から北へ延びてゆく約1.7km、道幅30mの片側2車線の道路です。


   第2東名高速道路によって分断されてしまう市道の代わりの道路として、南回り北回り総延長約4km、道幅6~18mの道路を整備し、地域分断の解消と交通の安全を図るものです。 平成8年度から平成14年度までの予定で現在事業が進められています。


  ロックタウン前からトヨタ車体北西角を結ぶこの道路は、現在の道幅4mを10.5mに広げ、小中学校通学路の安全を図ると同時に、交通渋滞の緩和を図るものです。平成10年度から平成16年度までの予定で現在事業が進められています。



  平成4年度から平成16年度までの予定で行なわれているこの事業は、延長約1.8km・道幅12mの道路で一般廃棄物最終処分場までのアクセス道路として整備されています。これまでの処分場に行くためには、中手町の信号から境大橋を通って行くルートしかありませんでしたが、この道路新設により利用者の利便性は高まると思います。


新田町の交差点からカーマホームセンター方面に行く際、裏道としてよく利用されているこの道路は、これまで道幅が4mと狭く、朝夕の交通量も非常に多いため、自動車や自転車が安心して通行できませんでした。 そのため今回道幅を6.5mに広げ交通の安全を図ります。また155線の渋滞解消のためにも有効な道路として期待されています。 平成16年度には完成予定です。


 中部の工業地区を東西に走る延長約1.1kmのこの道路は交通量が多いため、明治用水を管路化し、上部を歩道として有効に利用し、道幅12.5mの道路として整備しています。 平成2年度よりスタートしたこの事業も来年平成14年度には完成見込みです。


 この道路は、鉄道によって分断されている刈谷駅南北間の連絡強化と渋滞緩和を目的に、平成3年度よりスタートしています。私も先の平成12年9月議会一般質問でも取り上げ、コロンブスレポートVol.9に詳しいことも掲載してありますので、ぜひそちらをご覧下さい。


 市の中心市街地と南部地区を結ぶ道路であるこの道は、御幸町などを通り、元中根の交差点から松阪町の交差点までの延長約700mの区間です。 道幅を20mに整備し、交通渋滞の緩和と地域の活性化を図ることを目的に昭和63年度よりスタートしたこの事業も、平成16年度完成を目標に進められています。


  道路の整備には多額の予算が必要です。交通渋滞を緩和し、交通の安全と円滑化を図るための方法として、道路整備以上にコストパフォーマンス(費用対効果)の高い方法としては交差点の改良、具体的には『交差点内に右折帯を新たに作る』といったことがあります。 そこで刈谷市では平成5年度~平成16年度までの計画で、市内15の主要交差点の改良整備事業を行なっています


<編集後記>

今回のコロンブスレポート号外8では、刈谷市の道路整備について「できる限り判り易く」 ということを心掛けてお知らせしましたが、後から読み直してみると、まだまだ判り難い文章になってしまった様です。
  道路には『市道01-16号線』『都市計画道路 豊田刈谷線』『県道岡崎豊明線』などの、一般の市民にはほとんどなじみがないような独自の言い方があり、その表現が判り難くしているのではないかと考え、極力交差点や建物で道路の場所を表現したつもりですが、一部の道路については、やむを得ずそういった表現を使ってしまったことが、結局皆様にとって判り難い文章になってしまったのではないかと思っています。
また今回は青葉会という、いわば机の上で勉強した事を皆様にお伝えしようとしたため、
説得力(判り易さ)に欠けたのではないかとも思っています。やはり現地現場主義!自らの足で通い、自らの目で見た事を皆様にお知らせすべきだと大いに反省であります。
   この出来上がったレポートを手に、さっそく現場を視察に行ってきます・・・。

 
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