2002.7
Vol.16

ロンブスが偉大なのは、アメリカ大陸を発見したから偉大なのではありません。アメリカ大陸があるのかないのかわからないのに大西洋に船出したから偉大なのだと思います。 答えのあることが判っている問題を一生懸命することは勤勉であります。チャレンジとは答えがあるのかないのかわからない問題に向かって挑戦することだと思います。
“挑戦しなければ見えてこない”

の言葉を強くかみしめながら、「明るい豊かなまち刈谷」をめざして若者らしく・一生懸命頑張りますので、ご支援とご鞭撻賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

今までのレポートはここです

 ワールドカップもブラジルの優勝で幕を閉じました。数々の名選手が来日しサッカーにさほど興味のない私も有名どころはしっかり覚えました。今回の大会開催において最も感動した事は、トーナメントに進んだことはもちろんですが、それよりも、日本という国が韓国という国とその人たちをリスペクトしたことが日韓共催の最も素晴らしいところであったと思いました。
                                                  【編集長】

- 平成14年6月度定例議会 -

 今回の神谷まさひろは、2つのテーマで約1時間10分、本会議において一般質問を行いました。このうち『児童クラブ(学童保育)の充実について』は街頭演説をしている時に寄せられた市民の皆様からの声を参考に現場を調査した上で、質問・提案をしたものです。質問内容と当局の答をご紹介します。



『児童クラブ(学童保育)の充実について』

 
1.

 

(問)これまでに15の小学校区のうち、14の施設が整備されたが、
残る1カ所の計画はどう進んでいるのか?

(答)朝日小学校区内で適地を探している。

2.

(問)たんぽぽ内の双葉児童クラブでは、多目的ホール(体育館)を使用可能にしたらどうか?

(答)予算を取るなどして多目的ホールが利用できるよう検討します。

3.

(問)小学校内で行われている児童クラブでは、外トイレまでの間が暗くて怖い。改善する考えは?

(答)調査して改善するように検討します。

4.

(問)亀城児童クラブでは、校舎内のトイレを使用させてはどうか?

(答)関係部署と協議します。

5.

(問)地域の人が来てミニイベント等を行って、毎日の保育に変化をつけてはどうか?

(答)それぞれの地域に伝わる芸能や遊びなど、伝承活動をすることはよいことと考えるので、今後検討したい。

6.

(問)施設の状況によっては、指導員の増員をしてはどうか?

(答)施設の状況・登録児童数・保育の内容などを考慮して配置していきたい。

 

<神谷まさひろ・・・このテーマを調査・質問して感じたこと>

1つの小学校区に1つの施設を作るという目標でこれまで進められてきた児童クラブは、
現在までに15の小学校区内のうち14の学区において施設が整備されてきました。
その整備のスピードは高く評価したいと思います。しかし数の充実を急ぐあまり、
子供の立場・視点に立った、いわば質の充実が後回しになってきた
のではないかと思われます。
 今後は、児童クラブの本来の目的でもあります「児童にとっての健全な生活の場」と
なるように、質的な充実にも力を入れていかなければ・・・・・と感じました。

 

『街へ出て、訴え続けよう!』
- 街頭演説しています -

 ある方に「街頭演説をしていても、ほとんどの人が聞いていないと思うんだけど、それでもなぜやるの?」と聞かれました。私は街頭演説とは市議会の出前なのだと思っています。
市民の皆さんがわざわざ我々議員のところや議会に日頃から頻繁に出かけられるでしょうか?
街頭に立って、市議会の窓を開ける。
こちらから出向いて議会での議論の内容や、刈谷のまちづくりの計画をタイムリーにお伝えをしたり、逆に市民の皆さんの声に耳を傾ける、それが私にとっての街頭での市政報告であり私たち市会議員の努めの一つだと思っています。

 確かに立ち止まって聞き入って下さる方は少ないですが、歩きながらでもうなずいて下さる方は大勢みえます。また、あちらこちらのスーパーの前で街頭演説をしていますと、「こういう事を市でやってほしい」とか、「まちづくりについてはこう思う」とか市民の皆さんが普段から思っている積極的なご意見・ご感想が多く寄せられ、街頭演説の内容を聞いていて下さるという確認ができることも少なくありません。
 こんな思いで、今でも特別な予定のない限り毎週土・日曜日はヨーカドー前とアピタ前で、火曜日はグリンピア前で街頭演説を行っています。
 時間はまちまちですが、姿を見かけたらぜひ声を掛けてみて下さい。


『具体的目標により10年後の刈谷市の姿を』
- 第6次刈谷市総合計画 -

 6月15日号の市民だよりと共に、皆さんのお手元には『第6次刈谷市総合計画の概要版』が配布されていると思います。
 今回の総合計画の特徴は、
刈谷市が目指すべき姿をあらかじめ定め、そのためにはどのような施策が必要であるかを考える「目標管理型」計画となっていることです。そして計画の中には、目標が実際に達成できたかどうかを客観的に表す指標(ものさし)が設定されています。
 皆さんのお手元にある概要版では紙面の関係で、そこまで細かく触れられていませんので、今回のコロンブスレポートの中で、『現状と目標値』を示しながら、10年後の刈谷市の姿を皆さんにとって身近な項目について紹介したいと思います。


■ 犯罪のない明るい安全なまちに
防犯灯設置数

現 状 値

目 標 値
2000年 2007年 2012年
5,631灯 7,300灯 8,500灯

最近刈谷市においても、恐喝やひったくり、車上狙い、自動車盗などの窃盗犯罪が増えています。犯罪を未然に防ぐ防犯対策の一環として、防犯灯の設置を進めて行き、10年後は今より5割ほど多くの防犯灯が設置される予定です。
■ 多くの皆さんが文化・芸術活動を実践しています。
文化芸術活動を実践している市民の数

 

現 状 値

目 標 値
2000年 2007年 2012年
文化協会会員数 2,390人 2,510人 2,630人
文化関係グループ
・サークル数
113団体 120団体 125団体
市民が主体となる音楽祭・芸術祭や自主事業を充実するため、刈谷文化協会の企画力、事業力が高まるように支援します。
■ 市民が気軽に利用できる公園が増えています。
人口1人当たりの都市公園面積

現 状 値

目 標 値
2000年 2007年 2012年
8.1m2 10,0m2 12,0m2

 人口一人当たりの都市公園等の面積は、2000年度末現在では8.1m2と県平均6.4m2よりも高い水準となっています。しかし、市街地内の空地や緑地が減少する中、都市のうるおいを確保するとともに、防災上の観点からも、公園の整備を今後も進めて行きます。

公園で遊ぶ子供が昔と比べて極端に少なくなりましたね。上の指標は、公園を増園したり既存の拡充、整備などをこれからやりますよ、ということです。
私は遊具を増やして欲しい
                                           【編集長】

■ 保育園・幼稚園  幼児が心豊かに育っています。
1園当たりの観劇・音楽鑑賞回数(年間)

 

現 状 値 目 標 値
2000年 2007年 2012年
観劇 保育園 2回 3回 4回
幼稚園 2回
音楽鑑賞 保育園 1回 3回 4回
幼稚園 2回
1人当たりの地域住民との交流回数(年間)

 

現 状 値

目 標 値

2000年 2007年 2012年
保育園 3回 4回 5回
幼稚園 2回 3回 4回
感動する心を育てるため、人形劇などの観劇のほか、名曲や名画の鑑賞など広い分野の素晴らしい文化に触れる機会や、地域住民との交流・講演会などの機会を増やします。
■ 違法路上駐車が減少しています。
ピーク時における路上駐車密度

 

現 状 値

目 標 値

2000年 2007年 2012年
刈谷駅周辺 7.0台/ha 5.0台/ha 3.5台/ha
刈谷市駅周辺 2.6台/ha 2.5台/ha 2.1台/ha
違法駐車の解消度合いを示す指標で、調査時点における1ha当たりの
路上駐車台数で表します。

駐車施設の整備充実を図ると共に、違法駐車しないようモラルの向上を図り、
10年後には刈谷駅周辺で、今の半分の路上駐車台数となるよう努めます。

違法路上駐車を少なくするために、駐車場を増やしたり、取り締まりを強化すると共にドライバーの意識も高めていこうという意味です。また、下水道普及率は、都市にいけばいくほど高く名古屋市では96.7%です。
刈谷市はそのやっと半分にたどり着いたばかり。これからですね。でも、これからの地権者の人は今から負担費用のご準備を。

                                           【編集長】

■ 汚水が適切に処理され生活環境が向上しています。
下水道普及率

現 状 値

目 標 値

2000年

2007年 2012年
53.9% 70.0% 75.0%
下水道の整備状況を測る指標。刈谷市の人口のうち、公共下水道を
利用できる区域に住んでいる市民の割合です。
下水道水洗化率、水洗化人口

 

現 状 値

目 標 値

2000年 2007年 2012年
下水道水洗化率 72.7% 82.0% 83.0%
下水道水洗化人口 51,762人 81,700人 95,000人
下水道への接続状況を測る指標。下水道を利用できる区域内の人口のうち
実際に公共下水道を利用している市民の割合です。

ここ5年間の下水道普及率の伸びは年間平均4.3%で2000年度末現在で普及率53.9%に達しました。しかし、全国普及率(62%)に及んでいないことから、処理区域の拡大を目指して、引き続き整備を進める必要があります。

■ 長寿社会に対応して施設がバリアフリーになっています。
市営住宅のバリアフリー化率

 

現 状 値

目 標 値

2000年 2007年 2012年
便所、廊下への
手すり設置
27.9% 43.0% 56.0%
室内段差解消 3.9% 8.0% 13.0%
車いす対応 2.1% 6.0% 11.0%
高齢社会に対応したバリアフリー化された市営住宅の割合を表す指標です。
施設のバリアフリー化率

 

現 状 値

目 標 値

2000年 2007年 2012年
地域に密着した施設 38.5% 43.5% 48.5%
文化・学習施設 70.0% 72.0% 75.0%
児童・福祉施設 90.0% 92.0% 95.0%
高齢者や身障者のみならず市民が使いやすく開かれた施設であるかを測る指標です。

市営住宅や市の施設については、お年寄りなどが安心して生活できるようにバリアフリー化を進めます。(市営住宅の場合、1990年当時のバリアフリー化率はまだ0%でした。)

■ 自動車による交通渋滞が減り、スムーズに移動できます。
刈谷駅から主要アクセスポイントまでの所要時間

 

現 状 値

目 標 値

1999年 2007年 2012年
富士松支所 18.8分 18.0分 17.1分
北部市民
センター
21.8分 20.4分 20.0分
東刈谷市民
センター
11.1分 7.9分 7.5分
小垣江市民
センター
13.8分 13.2分 12.7分
亀城公園 6.2分 6.2分 5.9分
交通の流れを表す指標であり、道路網が整備されればスムーズに通行でき、
所要時間が短くなることが期待される指標です。

今、刈谷市で拠点間を移動することに要する時間は、刈谷駅から北部方面への移動が長くなっています。また中部地区及び北部地区の交通混雑も増加しています。更に第2東名が開通すると、北部方面への移動時間は一段と長くなると考えられ、バイパス等の道路整備が望まれています。

昼間人口の多い刈谷市は渋滞して当たり前と思って気楽に運転した方がいいですね。以前に刈谷市内の渋滞する道路、それからバイパスについて少し触れたことがありましたが、上の指標の道路網の整備というのはまさにそれで、将来に備えてバイパスを構築したり、新しい道路の開通、右折車線の拡幅などにより、市内の交通状態をスムーズな流れにしていきたいということです。しかし、時間でみ
るとあまり変わらないですね。。。
                                           【編集長】


▲ 主要施策 ▲
(第6次総合計画に盛り込まれているもののうち、これまでにあまり紹介したことのない事業を抜粋)

1. 国の合同庁舎の早期建設を関係機関に要望(刈谷駅南口の職安隣り)
2. 新庁舎を建設
3. 旧依佐美送信所跡地周辺に「花と緑」をテーマとした公園を整備
4. 小垣江駅東西連絡橋の整備
5. 一ツ木駅周辺の整備
6. 刈谷駅南北連絡道路及び新刈谷環状線を整備
7. 亀城公園拡張区域の整備
8. JR刈谷駅と東刈谷駅間に新駅を設置

 


【委員会で話し合われた事がらより一部分をご紹介】

 

★ 半城土のごみ焼却施設を建て替えます。

昭和61年4月から使用しています現在のごみ焼却施設は、16年を経過し徐々に老朽化が進み、また今後のごみ排出量を推測すると処理能力を超えてしまうことが予測されます。
そこで下記の概要で、より環境に配慮した焼却施設に建て替えます。

(1) 焼却処理能力・・・1日当たり300トン以上(現在は240トン)
(2) スケジュール・・・平成17年度~20年度 工事 
          平成21年度~ 使用開始
(3) 余熱の利用方法・・発電設備・温水プール等
(4) 概算事業費・・・・建設費は1トン当たり単価5,000万円と試算し、関連事業費を          含めて約170億円
(5) 施設配置図

 

★「観月の夕べ」をリニューアル!

平成9年から行われています「観月の夕べ」を見直して、
下記のとおり若者も集う新たな事業として実施します。

(1) 新事業名 「KARIYA 州原音楽祭」
(2) 企画コンセプト プロを目指す若者のバンドコンテストやムーンライトコンサートを行い、『音楽のあるまちづくり』を目指します。
(3) 開催の時期 10月19日(土)予定
(4) 会場 州原公園湖畔と愛知県勤労福祉会館ホール
 

★ 体育館も無料に!

3月議会で決まったプラネタリウム観覧料に続いて、体育館競技場の個人使用料
のうち中学生以下は無料になります。学校週5日制への対応の1つです。

 

「州原音楽祭」っていうタイトル名が「ポプコンつま恋」とかくらい有名になるには、出場者(優勝者等)の今後の活躍と、バックアップする主催者側の芸能に関する力量と熱意次第ですね。何十年とかかると思いますが、それまで続けて欲しいと思います。スポーツでも何かメジャーイベント作って!
                                           【編集長】

雲仙温泉・普賢岳と長崎・平戸 
- 平成14年5月12日~14日 -


議員の後援会合同による親睦旅行


今回で3回目となる議員仲間との合同の旅。
大勢だと賑やかでこれもまたいい雰囲気!
お食事はみんなでいっしょに食べるのが
美味しいね!




-7月28日(土)の本番に向けて準備進む-

万燈まつりに参加!

桜区・(株)デンソー合同チーム

 秋葉神社の祭礼として200有余年にわたり刈谷の人々によって愛しみ受け継がれてきた伝統ある『万燈まつり』。
7町(東陽、新栄、広小路、広小路5組、銀座、司、寺横)以外からの参加もOKになった今年、桜区では地元企業(株)デンソーさんと合同チームを結成して初参加を予定しています。


【コロンブスレポートを希望される方へ】
 神谷まさひろ後援会では年間6回程度コロンブスレポートを発行しています。
(号外を含む)後援会事務所まで電話又はFAXでご連絡くだされば、定期的に送らせていただきます。市民と行政を結ぶ情報誌としてぜひご覧下さい。(無料です) 尚、バックナンバーVol.1~Vol.15(一部コピーも有り)ご希望の方もご連絡下さい。

=後援会事務所=

TEL 23-0344  FAX 23-1399

 

神谷まさひろ座右の銘
【生きているということは誰かにお世話になっていること
生きていくということはそれをお返ししていくこと】