神谷まさひろのコロンブスレポート

2003.8
Vol.20

コロンブスが偉大なのは、アメリカ大陸を発見したから偉大なのではありません。アメリカ大陸があるのかないのかわからないのに大西洋に船出したから偉大なのだと思います。 答えのあることが判っている問題を一生懸命することは勤勉であります。チャレンジとは答えがあるのかないのかわからない問題に向かって挑戦することだと思います。

“挑戦しなければ見えてこない”

この言葉を強くかみしめながら、「明るい豊かなまち刈谷」をめざして若者らしく・一生懸命頑張りますので、ご支援とご鞭撻賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

今までのレポートはここです

 私は今回も、刈谷市体育館で行われる開票場に出かけて行きました。卓球台上に候補者別の枠が設けられ、票が振り分けられていきます。それを集めた票の束を見てある程度の判断をするのですが、その時の緊張感は格別のものがあります。前回に引き続き今回も興奮しまくり状態でした。
【編集長】


神谷まさひろ後援会会長 神谷 武
(刈谷文化協会 会長)


 今回の市議会議員選挙で、神谷まさひろさんは2375票という素晴らしい(予想外の)高得票で再選することができました。ご支援いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

 まさひろさんが4年前、『39才の新鮮力!』をスローガンに初当選されて以来、初心を忘れることなく、一人で街頭演説(市政報告)を続けられたり、このコロンブスレポートも19回を重ね、市民の皆様への積極的な情報公開に努められたり、1年生議員にも拘わらず、原稿なしで堂々と一般質問をされていた姿は誠に印象的で、「さすが私達後援会が心底推薦した人だけの事はある」と喜んでいました。

 しかしながら、市議会議員の選挙というのはどうしても大企業を基盤にしている人、組織を持っている人に有利であり、また義理人情に縛られがちで、加えて2期目のジンクスとかも言われ、少数激戦の中、非常な危機感を持って選挙戦に臨みました。結果は、前回よりも800票も上積み出来たことは、後援会の皆様の献身的なご支援の賜と改めて感謝申し上げます。更に、選挙が義理人情のみでなく、「市民の方達も見る人は見ていてくださるのだ。市民の目は確かなのだ」ということを痛感致しました。

 また、応援くださったスタッフの皆様の陰の力は抜群で、まさひろ陣営はユニークさでも際だっていたと思います。選挙戦終盤7月4日の総決起大会では、桜市民館は満堂溢れる支援者の熱気を肌で感じる盛り上がりでした。特に、長女美帆さん(中2)、長男康平君(小3)、次女侑希ちゃん(小2)の『お父さんへのメッセージ』はお父さんの仕事に対する理解と、少しでもお父さんの力になりたいという気持ちが切々と伝わってきて、参加者一同目頭を熱くしました。「子供は親の背中を見て育つ」と言いますが、まさにまさひろさんの家庭、まさひろさんと奥様の姿勢が伝わってきて、「何としてもこの人を、立派な成績で市政壇上に送りたい」と全員が思いを新たにしたのではないでしょうか。

 最終日の街頭宣伝(桃太郎)の際、アピタ前での政策発表に対して、近くのマンションの方がわざわざベランダまで出て聞いてくださっている姿を見た時には、「これなら当選出来る!」と手応えを感じました。

 それでも2375票という得票は、誰も想像しなかったのではないかと思います。この票の重みをしっかりと胸に刻み、これからの4年間新鮮力から即戦力として、21世紀の刈谷市・刈谷市民のためにオンリーワンの花を咲かせていただきたいと願っています。そのために私達後援会一同、これまで以上の期待をしながら応援して行こうではありませんか。


KATCHの立候補者アンケート
 今回の選挙にあたり、市議会議員立候補者34名に対してキャッチネットワークから、3つのテーマについての質問がありました。開票当日16CHの中継において紹介されていましたが、ここで改めて私の回答を紹介します。

Q1 刈谷駅南口開発についての意見

 昭和58年に刈谷市が土地を取得してから既に20年。刈谷市の玄関口をいつまでも空き地のままにしておくのではなく、早期に整備する必要あり。今の計画は確かにベストとは言えないかもしれないが、土地の状況や経済環境を考えた時に実現性のあるベターな組み立てであると思う。


Q2 高齢者福祉についての意見

 居宅介護・施設介護共に、介護する側の負担軽減と、選択の幅を広げるためにも更なる充実が必要。また、介護を受けなくても良い健康的な老後を向かえるための予防的施策が重要と考える。


Q3 こどもたちのゆとり教育についての意見

『ゆとり』の名のもとに学力が低下しているのではないかと心配している。「子供は子供の中でもまれながら成長して行く」 友達同志、切磋琢磨することも『生きる力を育む』上で大切な事であると思う。そういった意味では、もう少し「競争的な要素」を取り入れても良いと思う。

刈谷駅南口再開発

私の回答にある「土地の状況」についてもう少し詳しく説明しますと・・・・

現在の土地の状況
再開発により

事業のポイント

(1)
全体5.7haの内、約40%は民有地。現在は市有地と民有地がごちゃごちゃに
(2)
市有地と民有地をきちんと整理(まるで区画整理のように)
(3)

市有地の上には市の建物(市民ホール・生涯学習センター・駐車場)とふれあい交流広場を整備

(4)

民有地は地権者にとって「自らの土地の資産運用」=その土地からどれだけの収益を上げることができるか

そこで、地権者自らがリスクとコストを負担して商業施設やマンションを建設


6月議会でのまさひろの発言

『商業施設と市内既存店舗との競合』を心配する声がある
そこで、『商業施設=スーパーマーケット(物販)』という考え方だけでなく、フィットネスクラブ(健康産業)なども計画に入れてはどうか・・・



(1)
小山踏切の土地明け渡し
 小山踏切の用地につきましては、平成12年地権者との間で売買契約が結ばれ、その代金の支払いをしていたにもかかわらず、これまで土地の明け渡しがされずにいました。そこで6月議会において、『土地の明け渡しを求める訴えを裁判所に起こすこと』が議決され、6月18日名古屋地方裁判所に提訴しました。
 その後7月22日、地権者から土地の明け渡しが行われ、今後の工事に支障をきたさないように協力する旨の確約がされました。そこで、8月5日に『明け渡し請求訴訟』の取り下げをしたものです。
 現在、不法侵入されないよう防護柵などで囲ってあり、一部舗装の撤去などの工事が行われています。車が通れるようになるのは平成17年10月頃の予定です。
(2)
ボランティア活動支援センター設置
 市民と行政の協働によるまちづくりを進めるために、市民ボランティア活動を支援する拠点施設が開設します。場所は寿町(刈谷警察署の南隣り)です。
 10月1日からスタートし、午前10時~午後9時まで(月曜日休館)の開館となります。この施設の運営そのものもNPOが行い、様々な情報提供や、活動団体相互の交流促進を通じて市民ボランティア団体の自立を支援してゆきます。

8月度臨時議会
 改選後の新たな役員、委員会の配属などを決める臨時議会が8月4日(月)に開催されました。過去にはそれぞれの会派が希望するポストの調整がつかず、深夜にまで及んだこともありますが、今回はスムーズに決定しました。

議 長 岡本 博和(自民クラブ)
副議長 寺田 吉成(新政会)
監査委員 清水 幸夫(市民クラブ) (敬称略)

神谷まさひろは


企画総務委員長 となりました。

 これまでありました、「都市開発特別委員会」と「大型公園等特別委員会」は目的をおおむね達成したということで廃止となりました。


 改選後の新たな会派が決定しました。会派というのは市政に対して同じ考え方を持つ集まりで、神谷まさひろは1期目に引き続き最大会派の自民クラブに所属しています。

尚、議長・副議長は会派を離脱することになっています。

自民クラブ
・・・
近藤 勲(5) 塚本 孝明(2) 深谷 好洋(2)
蜂須賀 信明(2) 神谷 昌宏(2) 加藤 誠(1)
清水 行男(1) 加藤 賢次(1) 渡辺 周二(1)
鈴木 絹男(1)
市民クラブ
・・・
大長 雅美(3) 沖野 温志(3) 安部 周一(2)
犬飼 博樹(2) 山田 修司(2) 清水 幸夫(2)
森田 健資(1)
新政会
・・・
西口 俊文(2) 神谷 貞明(5) 成田 正和(2)
日本共産党
議員団
・・・
久野 金春(7) 山本 シモ子(3) 野村 武文(2)
公明クラブ
・・・ 野中 ひろみ(3) 樫谷 勝(3) 白土 美恵子(2)
自由クラブ
・・・ 岡本 守二(3) 星野 雅春(3)
*( )の数字は期数  ◎は代表者

刈谷市議会議員 神谷昌宏

 7月6日に行われました刈谷市議会議員選挙において、2期目の
当選をすることができました。皆様のあたたかいご支援に対して心
より厚くお礼申し上げます。

 今回の選挙において私は、「自らの政策や理念を自分の言葉で訴えて行きたい」と考え、選挙カーを飛び出して、まちのあちらこちらに立って自らマイクを握って参りました。その際、多くの方より市政に対する要望や励ましの言葉をいただきました。その度ごとに責任の重さを痛感すると共に、「こういった声の代弁者としての役割をはたすためにも絶対に当選しなければならない!」と堅く心に誓い、一週間の選挙戦を戦って参りました。

 皆様のおかげで2375票という、4年前に比べて約800票もの多くの票をいただくことができました。これは、「これまで以上に頑張れ!」という激励の票であると受け止め、更に精進して参る所存ですので、今後とも変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

 また、私はまだまだ未熟者ですので、ややもすると今回の大量得票に気をよくして、天狗になってしまう恐れがあります。そんな時にはぜひ「まさひろ、謙虚さが足らないぞ!初心に戻れ!」とお叱りいただき、今後とも厳しい目でご指導いただけたら幸いに存じます。


街頭演説と一通のメール

6月のある日、一通のメールをいただきました・・・・

 私達市議会議員は、皆様からの声を市政に届けることが努めです。そしてその要望が具体的に実現し、皆様に喜んでいただけた時が、議員としてのやりがいを感じる瞬間です。

 しかしそれ以上にこのメールは私にとって嬉しいものでした。

「自分が一生懸命頑張っている姿が人に勇気を与えている」
・・人として最も嬉しい生き方です。


 議会の情報公開や議員としての説明責任を果たす・・・そのような目的で行っている街頭演説ですが、より素晴らしい感動を私はいただいているような気がします。