コロンブスが偉大なのは、アメリカ大陸を発見したから偉大なのではありません。
アメリカ大陸があるのかないのかわからないのに大西洋に船出したから偉大なのだと思います。
答えのあることが判っている問題を一生懸命することは勤勉であります。
チャレンジとは答えがあるのかないのかわからない問題に向かって挑戦することだと思います。
この言葉を強くかみしめながら、「明るい豊かなまち刈谷」をめざして若者らしく・一生懸命頑張りますので、ご支援とご鞭撻賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
空高く雲が浮かび、涼しい風が心地よい季節となりました。前回のコロンブスレポートより編集長を務めさせていただいています榊原直木と申します。前編集長の都築さんに代わり、神谷まさひろ議員の市政に対する真摯な姿や思いを、本誌を通しみなさんにわかりやすくお伝えしていきたく思います。刈谷駅南口再開発や刈谷市の道路計画を大きく取り上げた今回の号。みなさんも刈谷市の今後について考えていただけたら幸いです。
編集長 榊原直木
9月5日(火)から始まった刈谷市議会9月議会において、神谷まさひろは4つの項目について約1時間の一般質問を行いました。議会運営委員長を務めていた1年間は、本会議のスムーズな運営をチェックするため、自らの一般質問は行っていませんでしたので、およそ1年ぶりに行う一般質問ということになりました。
「さぞかし緊張するのでは」と思っていたのですが、これまでの中では最もリラックスして行うことが出来ました。これは、日頃街頭演説で訴えていることをテーマとして取り上げた結果、緊張することなく普段通りの訴えが出来たものと思っています。
市の答弁
平成17年度の売上高約1,330万円、経費約570万円、当初建設費約2,700万円。業績的にも好結果が得られ、事業効率の高い有益な事業であると認識している。
まさひろの意見
[刈谷市・地元住民・商店街]の全てにとってメリットのある事業である。ぜひ他の地域においても同じ仕組みを・・・。
市の答弁
刈谷駅北口広場を東側に30m拡張して、駐車場・送迎バス・タクシー待機場などを確保する。車の導線についても改良する。平成19年度から20年度にかけて整備して行く。
まさひろの意見
[アーバンフェイス]=刈谷市の顔作り。お客様が刈谷市に対しての良い印象を持って貰うために大切な事業である。コンクリートとアスファルトだけの無機質な整備にならないように要望。そこで、潤いと安らぎを与えるような[四季の花が咲いている空間づくり]といった考えはないか?また、名古屋市のように[禁煙区域]を指定する考えはないか?
市の答弁
四季の花を植えることについては前向きに考えていく。[禁煙区域]の指定については現在の所考えていないが、注意看板による効果が期待できないようであれば、罰則規定を盛り込んだ[禁煙区域]指定の条例を視野に入れて検討してゆきたい。
市の答弁
定員オーバーのため保育園へ入園することのできない児童が通っている認可外保育所へは、0~2歳児の委託児童1人に対して月額12,400円の委託料を払っている。
まさひろの意見
その委託料だけでは、園運営経費の一部を賄うだけに精一杯で、親への保育料還元ということにならない。[認可外保育所]=[公的な保育を補完していてくれる施設]と捉え、この委託料を増額する考えはないか?大府市・豊明市・豊田市などでは刈谷市の2倍以上の委託料が支払われているようだが。
市の答弁
今の所そういった考えはないが、子育て支援にも多角的な取り組みが必要なので、社会状況を確認しながら検討して行きたい。
市の答弁
普通教室へのエアコン設置については、児童・生徒の体力維持(暑さに対する適応力をつけ冷房病などを防ぐ)の観点と経済面の両方から更なる検討が必要である。仮に全ての普通教室に設置すれば約9億8000万円の設置費用と年間約2600万円の電気代が必要。
まさひろの意見
大阪府の高槻市では、元教諭が市長に当選した際に全ての普通教室にエアコンを設置した。学校の現場にいた方だからこそ、その必要性を感じたのではないだろうか。確かに、長時間冷房の効いた部屋にいることは良くないことだが、それは程度の問題(高槻市では、稼働期間6月20日~9月20日とし、標準温度を28℃に規定している)。エアコン設置の目的はあくまで、子供達が勉強しやすい環境を作ること、その目的の下、先生もいて適切に監督・指導出来るはずである。
昭和58年12月 | 日本陶管の工場用地約15,000を土地開発公社が取得 |
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昭和59年 | ハイテク・サービス・ラボセンター構想を作成 |
昭和60年~ | 運動広場として暫定利用開始(民有地を借地 |
昭和62年 | ハイテク・サービス・ラボセンター構想を断念 |
昭和63年03月 | 商工会議所から商業中心の再開発の提言 |
昭和63年 | 商業再開発による施設計画素案作成 |
平成06年~平成07年 | 百貨店の出店断念により、施設計画案の見直しを行う |
平成09年06月 | 住宅・都市整備公団(現 UR都市機構)へ施行要請 |
平成10年06月 | 公益施設の順位付けを決定
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平成11年09月 | ホテル計画を断念 |
平成11年12月 | 子ども科学館は、自然科学体験の面を考慮し別途計画とする |
平成12年06月 | 商業施設の規模を縮小し、地区内に公益駐車場を計画 |
平成12年12月 | スーパーマーケット系を対象とした商業者への出店意向調査を実施 |
平成15年4月4日 | 都市計画決定 |
平成17年11月2日 | 事業計画認可 |
平成18年9月20日 | 権利変換計画認可 |
平成18年10月(予定) | 権利変換期日 |
平成19年01月 | 工事着工 |
平成20年秋~21年9月 (予定) | 工事竣工 |
平成21年9月(予定) | 事業完了 |
[1]公益施設
市民ホールや生涯学習センターからなる刈谷市の文化・交流拠点として機能します。 |
[2]公益駐車場
約650台収容のパーキングスペースです。 |
[3]商業施設 刈谷駅前の新しい賑わいを生み出す大型ショッピング施設が誕生します。駅前活性化の核として、地域のポテンシャルに合った商業施設を建設して、まちの賑わいの創出を図ります。2階にはプールを備えたフィットネスクラブ(スポーツジム)も計画されていますので、健康作りにも最適です。3階及び屋上は駐車場(約460台)となります。 |
[4]住宅施設 通勤・通学、ショッピングに便利な駅前のマンションです。14階建ての住宅棟は、分譲タイプと賃貸タイプの2棟(126戸)を計画しています。居住者のためには2層3段の自走式立体駐車場も整備されています。 |
平成18年度重点施策の一つに[交通渋滞対策]があります。また今回の一般質問でも、道路整備について質問をされる議員が目立ちました。そこで今回のコロンブスレポートでは、刈谷市における現在整備中の主な道路、計画中の道路についてお知らせしたいと思います。
井ヶ谷から衣崎町の境川浄化センター(中川大橋)付近まで、刈谷の西の外れを南北に結ぶ延長13km、道幅25m(片側2車線)の道路です。
中心市街地の交通渋滞の中を通ることなく、刈谷市の北部と南部をスムーズに結ぶ道路として以前より期待の大きい縦貫道路ですが、その事業の大きさ(予算等)からなんとか県道として整備できないか要望中であります。
しかし、いつまでも県道として整備されることを待っているわけにもいけませんので、一部の区間については市道として整備して行く方針です。それが次に示します・・・の区間です。
西境町を通る現在の市道(通称井ヶ谷国道線)は大型車両が多く通るわりに、道幅が狭く危険であるため、西側にバイパスとしての新たな道路を新設し、大型車両をそちらの道路に迂回させることにより、歩行者の安全や住環境を確保するために作られる道路です。 延長約2.2km、道幅13.5mの片側1車線の道路で、平成10年度から調査がスタートし、1期・2期と分けて事業が進められています。第1期1.5Km区間はこれまでの道路のバイパスとして整備が完了して、今年の6月8日に既に開通しています。第2期区間0.7Kmにつきましても既に用地買収に入っていて、平成21年度の完成を目指しています。
中手町から高津波の西側三田町を通り、逢妻町にありますし尿処理場付近までの道路です。延長約1.6km、道幅12mの片側1車線、平成11年度から調査に入り、現在国道や河川管理者、JR、公安委員会などと協議を行なっていて、平成18年度の補正予算で用地測量に入る予定です。
高齢者福祉センター『ひまわり』南側の道路のことです。田んぼの中を通るこの道路は、延長約2.5km、道幅25mの片側2車線の計画で、現在都市計画決定に向けて県の都市計画課、農業振興課、公安委員会、中部電力などと協議を行なっています。特にこの道路計画の中には、中電の大きな鉄塔が立っているため、そのあつかいがポイントの1つとなっています。
平成11年4月に都市計画決定をしたこの道路は、半城土のクリーンセンターの所から名鉄三河線を超え、一色町に至るまでの延長810m、道幅18m、片側1車線の道路です。この道路は途中、知立市を通るため、知立市と歩調を合わせた整備が必要です。平成19年度に現地での測量に入る予定です。
平成11年4月に都市計画決定をしたこの道路は、国道1号線一里山町交差点から北へ延びてゆく約1.7km、道幅30mの片側2車線の道路です。
市道01-12号線は、泉田にある角文本社南側県道交差点から名鉄本線の下を通り、旧JA今岡支店跡地交差点を結ぶ道路です。
この道路は生活道路であり、通学路としても利用されていますが、朝夕のラッシュ時には特に通過交通が多く、交通安全の上でも危険な状態になっていますので、新たに歩道を設置して歩車道の分離を図り、安全性を確保するために整備します。
延長1.49Km、道幅11.25m(片側歩道3.5m)の片側1車線の道路計画で、平16年度より調査を行っていますが、来年度も継続して調査を行い、平成20年度から用地買収を進め、平成23年度の完成を目指して整備を進めます。
平成15年4月に都市計画決定したこの道路は、熊野町の土木管理事務所の所から、逢妻川・境川及び五ケ村川を越え、東浦町に至るまでの延長約09Km、道幅18m、片側1車線の県道です。
大府市・東浦町を結ぶ清掃センター前の道路は狭く交通量も多いため、バイパス道路として平成19年度より橋梁工事に入り、平成23年度に完了の予定です
この道路は、鉄道によって分断されている刈谷駅南北間の連絡強化と渋滞緩和を目的に、平成3年度より計画がスタートしています。産業振興センター前の道路を中山公園の所から、右に約90度カーブして名鉄・JRの下を通り、交通児童遊園を分断して、高齢者福祉センター「ひまわり」の横に続く道路です。現在、名鉄やJR下の工事を行っていて、平成21年完成の予定です。 この道路の完成により、刈谷駅北口から半城土・高須方面へのアクセスは便利になります。
刈谷駅南口から住吉町のスクランブル交差点を通って高須町方面に向かう道路のことです。現在この道路は歩道が1.5m幅しかなく、しかもその中に電柱があったりしますので、非常に通りづらい道路となっていました。
今回、平成19年度~20年度の2か年の予定で、幅員20m(うち歩道部分は片側4m+1.5mの植樹帯もあり)、電線類も地中化された道路として整備します。平成18年度は用地購入、物件補償費としての予算約1億5700万円が計上されています。
市の中心市街地と南部地区を結ぶ道路であるこの道は、御幸町などを通り、元中根の交差点から松阪町の交差点までの延長約700mの区間です。
道幅を20mに整備し、交通渋滞の緩和と地域の活性化を図ることを目的に日召和63年度よりスタートしたこの事業も、平成20年度完成を目標に進められています。
小垣江町の小林記録紙前の県道小垣江安城線(⑪のように都市計画道路中手新池線と言う場合もあります)は、道幅25mの片側2車線の計画として、中心市街地から国道419号及び国道23号知立バイパスにアクセスする道路として、県に早期整備をお願いしています。
今年も小学校の運動会を、来賓としての立場と、小6・小5のふたりの父親としての両方の立場で参観させていただきました。席は来賓席ですが、気分はすっかり父親ですので、子供の出番になると上手にやれるかハラハラドキドキして観ていました。
この運動会前日、応援に来る父兄に対する先生からの注意事項を子供が伝えてくれました。その内容は、「1.学校の敷地内でアルコール・タバコは止めてください」「2.前日からの場所取りはしないでください」「3.昼食時間に近くのファミレスで外食しないでください」など、わざわざ注意しなくても良いような当たり前のことばかりでした。その他、ピザやガストなどのデリバリーを昼食時間中に配達させる親も過去にはいたようです。
「子供は親の背中を見て育つ」といいます。一生懸命競技する子供達に対して、親としての恥ずかしくない後ろ姿を見せて行かなければならないことを改めて感じた運動会でした。