今日も午前中エルシティ前で街頭演説を行ないました。風が強くやりづらい天候でしたが、缶コーヒーの差し入れをいただいたり、数名の方に声を掛けられたり、要望・質問をもらったり充実した街頭演説でした。その中の1人の方から、「年金から保険料が引かれとる後期高齢者医療制度は廃止にして欲しい。でも障害者自立支援法はなくなってもらっては困る」という非常に判りやすい要望をいただきました。国政レベルのなかなか難しい問題ですが・・・
コロンブスが偉大なのは、アメリカ大陸を発見したから偉大なのではありません。
アメリカ大陸があるのかないのかわからないのに大西洋に船出したから偉大なのだと思います。
答えのあることが判っている問題を一生懸命することは勤勉であります。
チャレンジとは答えがあるのかないのかわからない問題に向かって挑戦することだと思います。
この言葉を強くかみしめながら、「明るい豊かなまち刈谷」をめざして若者らしく・一生懸命頑張りますので、ご支援とご鞭撻賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
早いもので、もう2009年も終わりを迎えようとしています。この度、まさひろさんは街頭演説800回を達成されたそうです。「継続は力なり」ですね。自分は今年、続けられなかったこともいくつかあるので、来年は何か簡単なことでも続けることを大事にしようと思います。いつかまさひろさんの800回達成のような大きな実りになることを願って。寒い季節です、みなさん風邪など引かぬようご自愛ください。
編集長 榊原直木
12月2日(水)~12月18日(金)までの会期で刈谷市議会12月定例会が開催されました。今回のコロンブスレポートでは、その中で話し合われた『議案』や『一般質問』『委員会での議論』の中から、10項目について判りやすく解説して行きます。
今回の議会では[指定管理者の指定]という議案が全部で9件ありました。指定管理者制度というのは、市が直接行なうか、あるいは公的な団体でしか出来なかった公共施設の管理運営が、平成15年地方自治法の改正により民間企業やNPOなどでも行なうことが出来るようになった制度です。刈谷市では平成16年4月からこの制度を導入して、現在96ある公共施設のうち55の施設において指定管理者に管理運営を委託しています。今回は[指定の期間]が満了となる施設について更新するための議案として上程されていました。今回は指定先が社会福祉協議会や都市施設管理協会といった公的な団体がほとんどでしたので、指定先の変更はなく従来どおりの指定先で更新ということで原案通り可決されました。この制度はそもそも、民間のノウハウややる気を生かしてサービス向上と経費削減を目的に出来た制度で、具体的に成果の現れている施設としては[市民休暇村 サンモリーユ下條] [おがきえ保育園] [あおば保育園] [ハイウェイオアシス] [老人ディサービスなのはな] などがあります。
前回のコロンブスレポートで「平成21年度版の子育て応援特別手当が支給されます」とお知らせしたのですが、国の補正予算執行停止の影響で中止となってしまいました。刈谷市は既に9月議会でその補正予算を可決して、12月の通知書発送に向けて準備していた事業です。内閣の一員である原口総務大臣からも「急に方向転換をして、地方はそれについて来いということでは、信頼を失う」として停止に異論が述べられたとのことですが全く同感で、地方の声や迷惑を顧みず、中央集権・国からのトップダウンのこうしたやり方には違和感を感じます。中止に伴い、刈谷市では12月議会において約2億円の減額補正を行ないました。
9月議会一般質問で私が取り上げていた項目の1つです。設置の目的は大きく言って3つ。1つはもちろんCO2削減による環境対策。2つ目は発電量モニターなどを活用して生徒への環境教育を図ること。そして3つ目は、災害時の避難所となる学校体育館への電気の確保ということです。したがって、20Kwの太陽光パネルと共に3Kwの負荷で10時間使用することのできる蓄電設備も整備します。予算総額は2億8800万円、その内国からは約6千万円の補助があります。
7月1日から道交法が改正され幼児2人同乗自転車の利用が認められました。が、大変高価であるため9月議会において購入する際の補助金制度を創設しました。補助率は購入価格の2分の1、補助上限額4万円として、そのための予算として200万円計上してありました。ところが希望者が大変多く、今回更に200万円追加での補正予算を計上することになりました。
新型インフルエンザが大流行しています。特に子供たちへの感染が著しく、市内の幼稚園・小中学校では学級閉鎖や学年閉鎖が多発しています。この新型インフルエンザの予防接種を受けるには1人6150円の実費が掛かるのですが、優先接種対象者の中で市民税非課税世帯の方には、これを無料で受けていただくことが出来るようにします。
大雨の際、市街地や田畑に降った雨水を河川に放流する排水機場が、刈谷市内には35箇所あります。現在、これらの運転状況(水位やポンプの故障等)は音声通報応答装置を使って電話で情報収集がされています。しかし機場数が多く、電話での伝達ですと時間が掛かるためリアルタイムで大量の情報収集は困難でありました。そこでその対策として、今回28箇所の排水機場にパソコンを使っての集中監視システムを導入します。28箇所全てに設置するには総額約2億5千万円掛かるのですが、今回は補正予算でその内の1億円が計上されています。
総合運動公園の逢妻川北側には現在約500本の桜が植えられています。今回、総合運動公園東側から通学橋までの区間約480mについて、逢妻川南側に約40本のソメイヨシノを植えて桜堤を拡張することになりました。22年度中には完成の予定です。
学校体育施設スポーツ開放の一環として行なわれている屋外照明、現在は4月~10月の間利用が可能ですが、来年度以降は通年利用可能とする方針です。とりあえず12月1日より刈谷東中学で試験的に実施します。
家庭ごみや資源ごみを地区の収集場所まで運ぶことが困難な高齢者や障害者の単身世帯に対して、来年3月より玄関先まで出向いて収集します。可燃ごみは週1回、その他のごみは月2回、市直営で収集し、ごみの排出がない場合には呼び鈴・声掛けをして安否確認も同時に行ないます。近隣市の実施状況を参考にすると、想定される実施世帯は48世帯程度と予想しています。社会的弱者に温かい施策として大歓迎です。
来年度刈谷市は市制60周年を迎えます。それに伴い『Next Stage いいまち刈谷 ~新たなる始まり~』のキャッチフレーズで各種の記念事業を開催します。例年行なわれている各種イベントに「市制60周年」という冠をかぶせるほかに、周年独自のイベントとしては、広く市民から事業を公募してその事業に補助金を出すことや、[防災テーマクイズ大会][刈谷検定]などが予定されています。
11月25日(水)刈谷市議会臨時議会が開催されました。我々議員や市長以下の特別職・教育長の期末手当(民間企業のボーナスに当たるものです)を引き下げるための議案については全会一致で可決しました。具体的には、夏と冬合わせてこれまで基本給の3.35ヶ月分だったものが3.1ヶ月分になりました。
そしてもう1つの議案は、職員の給与・期末手当・勤勉手当を引き下げる議案です。こちらについては共産党の2人の議員が反対しましたが、他の議員が全て賛成し可決しました。具体的には今回の引き下げで平成21年度分総額で約1億2310万円の減額となります。これを職員939名で割ると、一人当たり年収が約13万1000円減ることになります。
12月議会一般質問では私を含めて16名の議員が登壇しました。他の議員の質問を聞いていると、それぞれの議員ごとに質問項目やスタイルには特徴があり、「この議員は、この分野について良く勉強していてやたら詳しいなぁー」とか「自分には思いつかない発想だなぁー」と勉強になったり、「十人十色、議員は個性の強い人が多いなぁー」と感心させられることがあります。
その中で、いつも質問が論理的な組み立てで非常に判りやすい沖野議員が「都市計画税を引き下げては」との提案をしました。「市の税収が落ち込み厳しい財政運営が予想されるこの時期に、なぜ減税なのだ!」と考えがちですが、沖野議員の主張はこうです・・・
刈谷市も税収減で苦しいが、市民の生活はそれ以上に苦しいのだ。総務省統計局のデーターでは、勤労者世帯の平均年収は過去8年間で6.2%のダウンとなっている。一方、刈谷市の税収はこの間、23%増となっている。
市税の中で唯一課税の自由があるのが都市計画税で、課税標準の0.3%を上限として市町村の条例で決めることができる。実際、愛知県内でも0.3%未満の市が10市ある。
都市計画税は目的税で、その目的の一部である水道事業が平成22年度に市街化区域内での事業が完了する。市街化区域と市街化調整区域での税負担に不公平感がある。
聞いていて「なるほど」と思いました。[都市計画税の引き下げ]そのものについては、議員の間でも賛否様々な意見があるかとは思いますが、冒頭に言われた「刈谷市も税収減で苦しいが、市民の生活はそれ以上に苦しい」という考え方は、政策を行なってゆく上で常に頭に置いておかなければならない大切なことだと感じました。
初当選以来続けていた街頭演説が800回を達成しました。副議長を務めていた昨年8月から今年の8月までの一年間はややペースが鈍っていましたが、今年の秋以降元のペースに戻って、火曜日は築地のグリンピアさんの昼市会場において、土・日曜日はアピタさん前やエルシティさん前で行っています。街頭演説には[風と雨]が大敵ですから、天候の都合によって中止したり、予定が入るなどして時間も不規則だったりしますが、見かけたらぜひ声をお掛けください。
今日も午前中エルシティ前で街頭演説を行ないました。風が強くやりづらい天候でしたが、缶コーヒーの差し入れをいただいたり、数名の方に声を掛けられたり、要望・質問をもらったり充実した街頭演説でした。その中の1人の方から、「年金から保険料が引かれとる後期高齢者医療制度は廃止にして欲しい。でも障害者自立支援法はなくなってもらっては困る」という非常に判りやすい要望をいただきました。国政レベルのなかなか難しい問題ですが・・・
開店30周年記念特売が行なわれているエルシティ前で街頭演説を行ないました。昨日よりお客様の数は若干少なめ、風も吹いていて昨日よりコンディションは悪いのですが、お客様の少ない閑散とした土日よりは遥かにやり甲斐のある街頭です。
途中、「昨年派遣切りに逢って、仕事を探している」という47歳の方から声を掛けられました。「刈谷市ももっと失業者(雇用)対策に力を入れてよ」とのことでした。数分間話しをしてゆく中で結果的に「そうは言っても、刈谷市だけで出来る対策ってそんなにないよね」「手当てを支給するだけでは根本的な解決にならない。雇用を生み出す施策が必要だ」「このままじゃあ、益々景気が悪くなって、失業者が増えるよ」といった話しになりました。最後は「子ども手当てが家庭に配られて喜んでいたら、不景気で旦那さんがリストラされたみたいなことも出てくるよ(苦笑)」といった、半分笑い話のような話しも出ました。
一方的に意見を発信しているように見える [街頭演説] ですが、実はこのように、普段は接点のない方の声を聞く事が出来るのです。
グリンピア昼市会場にて街頭演説を行ないました。副議長の一年間と、その後の総選挙期間中は、平日の昼間に行なうこの街頭演説を自粛していましたので、この会場で行なうのは久しぶりです。「あれっー、神谷さん、久しぶりだね。顔が見えんで寂しかったよ・・・」大勢の方に声を掛けていただきました。皆さんの優しさに感激しながら、9月議会のことや子育て応援特別手当のこと、新政権のことなど約1時間訴えました。
夕方からエルシティ前(776回目)とアピタ前(777回目 何か良い事ありそうです!)で街頭演説を行いました。終了後、エルシティ前では、若い女性の方が後を追っかけて来られて「いつも熱心にされているので、一度声を掛けさせてもらおうと思っていたんです。頑張ってくださいね」と言われました。一方、アピタ前では、こちらも終了後、お祖母さんと一緒の小学生が遠くから走ってきて「神谷まさひろさんが話しをしてるって聞いたんで、早くしないと終わっちゃうと思って、お母さんは買い物してるけど僕だけ急いで会いに来た」と言ってくれました。
どちらも嬉しくなるような声援でした。通算回数777回、やはりラッキーな数字ですね。
刈谷駅南口再開発に完成した市民ホールと生涯学習センターの複合施設[刈谷市総合文化センター]が来年4月3日(土)、いよいよオープンします。12月議会では、舞台照明・音響・大道具備品を購入するための議案や付帯設備の使用料を決める議案が可決をし、開館記念での各種イベントの報告も行なわれ「いよいよ開館に向けて準備が整った」といった印象です。
4月3日・4日には開館記念式典及び開館記念公演が実施され、アトラクションには著名なアーティスト(名前は判っているのですが、まだ発表出来ません)によるミニコンサートのほか、東京フィルハーモニー交響楽団と錦織健ほかによるコンサートなどが予定されています。
また、平成22年度を開館記念年度と位置づけ、1年間を通して次のようなイベントを開催する予定になっています。
※スケジュールは予定です | |
4月6日(火) | 原綾香コンサート(大ホール)有料 |
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4月16日(金) | 日本音楽コンクール受賞記念コンサート(大ホール)無料 |
5月15日(土) | HOME MADE 家族 コンサート(大ホール)有料 |
6月19日(土) | フォーク大集合(大ホール)有料 海援隊(武田鉄矢ほか)となごみーず(元かぐや姫の伊勢正三、太田裕美、元ガロの大野真澄)のジョイントコンサート |
6月26日(土)・27日(日)、 7月3日(土)・4日(日) |
市民音楽劇「万燈の輝く夜に」(大ホール)有料 |
8月7日(土) | 刈谷JAZZフェスティバル(大ホール)有料 宇崎竜童、寺井尚子ほか |
8月22日(日) | 刈谷キッズフェア(大・小ホール・リハーサル室他)有料 ストリングラフィ、劇団かかし座ほか |
また10月20日には我々議員に対しての内覧会も行なわれました。その時抱いた私の思いを、日記の中からご紹介しますと・・・
現在の市民会館の3倍の広さがあるこの施設は、1541席からなる大ホールや282席の小ホール、音楽スタジオ・和室・陶芸室・パソコン研修室・講座室などの生涯学習ゾーンで構成されており、610台の駐車場と合わせて、この度独立行政法人都市再生機構から約153億円で譲渡を受けたものです。
以前、文教委員会で「この施設の予想されるランニングコストは?」の質問に「類似施設での例を参考に答えると年間4億円から5億円ほど」との回答がありました。正直言って、膨大な維持費だと思います。「無駄なハコ物」と批判されるか、「高齢社会に向けて、市民が生き生きと余暇を楽しむことが出来る有益な建物」と賞賛されるか、今後の稼働率にかかっています。「目指せサンモリーユ下條! (稼働率87.4%の超優良施設)」です。ハイ。
私達後援会の待望と喜びの中に、神谷まさひろさんが刈谷市議会副議長という大役を無事果たされた事に心からお祝い申し上げます。これもひとえに後援会の皆様方のご支援の賜と感謝申し上げます。
しかしながら、衆議院選挙では自民党が大敗し苦汁を飲まされました。これも1つの試練で、日本の政治を一から見直し、これまでの至らなかった点を謙虚に反省をするチャンスです。自民党が単なる反対野党ではなく、是々非々の精神で再び国民の心を掴み飛躍されることを願っています。民主党の行なっている事業仕分けによる無駄の排除、考え方としては大いに結構なのですが、何でもかんでも廃止・凍結・削減という姿勢、特に教育・文化への助成削減案には賛同できません。また、高速道路の無料化などもってのほかです。こんな場面こそ、健全な野党としての自民党の腕の見せどころです。
この経済困窮の中、来年4月には総合文化センターがオープンします。これが刈谷市の文化向上・経済発展の拠点になるか否かはその手腕に掛かっています。現在の市民会館アイリスホールを「800席程度の中ホールにして欲しい」という願いは叶いませんでしたが、新たに出来る総合文化センターが市民に愛される施設となることを願っています。
後援会の皆様には、神谷まさひろさんに対して尚一層のご支援・ご指導賜りますようお願い申し上げると共に、新しい年が猛虎の如く元気で幸せな年となりますよう祈念してご挨拶と致します。
神谷まさひろ後援会会長
(刈谷文化協会 顧問)
神谷 武