平成23年3月議会 質問質疑(一般質問)

質問質疑(一般質問)

3月議会では18名の議員が質問質疑に登壇し、神谷まさひろも2日(水)午前11時から3つの項目について質問をしました。 今回から、一般質問は全て写真のように質問席から行なうことになったため、残念ながら傍聴に来て下さった方の顔を見ることは出来なかったのですが、 後援会から傍聴に来て下さった約20名の熱い視線を背中に感じながら、約1時間しっかりと[市民の声]を当局に届けました。

質問内容を要約してお伝えしますと・・・


1.逢妻駅へのエレベーター設置について

バリアフリー目標アップ
1月9日の中日新聞朝刊一面に『全国の駅700増 バリアフリー目標アップ』の見出しで、「エレベーターを設置する公共交通施設を、これまでの1日の利用者5000人以上から3000人以上に引き下げる方針を固めた」との報道。 現在逢妻駅の乗降客は1日4000人弱なので、設置の可能性が高まったのではないか?
その通り。掘割地形のため構造的にはやや難しいが可能である。改正が行なわれたら速やかに設置できるようJRと協議を進めて行く。

2.中学校卒業までのインフルエンザ予防接種について

市民の経済的負担を軽減するためにインフルエンザ予防接種費用の半額を補助する考えはないか?
インフルエンザ予防接種について
発病を予防する効果は20~30%程度という報告もあり、感染防御や発症阻止の効果は完全でないため、専門家の見解などを注視して、市としてどのような方針で対応するかを判断する。

3.保育園への入園(待機児童ゼロに向けた取り組み)について

保護者が企業に勤めている場合に比べ、自営業をしている場合のほうが入園の審査が厳しいのではないか?
自営業の方は職場で保育することが出来る場合がある。個々の聞き取りを的確にして総合的に判断している。

認可外保育所の保育料について、保護者への補助を行なってはどうか?
検討する。

待機児童解消の対策としてどのように考えているか?
保育園への入園(待機児童ゼロに向けた取り組み)について
検討公私立共に定員拡大や施設の増改築を引き続き進める。新たな私立保育園の建設相談もあるので条件などが整えば推進して行きたい。公立保育園の新設については、総合的な待機児童対策の中で検討する。 その他、乳児枠の更なる拡大調整や幼稚園での預かり保育を拡大して行く。

市長・教育長 施政方針演説!

竹中市長

3月議会では冒頭、市長による施政方針演説と教育長による教育行政方針演説が行われます。 毎年この2つの演説を聞いて感心するのですが、年度内に計画されている事業がきちんと盛り込まれていて、 大変判りやすく、文章としても非常に良くできていると思います。そこで今回のコロンブスレポートでは、 これまでと趣向を変えて、この2つの演説の中から、新年度の事業を抜粋して紹介したいと思います・・・

総合健康センター
総合健康センターの屋上緑化

これまでの保健センターの機能に加え、子育て支援や、トレーニング機器などを活用し、健康の増進を図る総合健康センターを本年4月1日にオープンする。

救命救急センターに指定される予定の刈谷豊田総合病院が行うICUの増床、救急医療機器の整備などに対し助成を行なう。

小学校5年生、6年生には外国語活動の時間も創設されるので、外国人英語指導助手をさらに増員する。

逢妻川サイクリングロード

逢妻川の河川敷を利用したサイクリングロードの整備工事に着手する。新年度は、総合運動公園から東海道新幹線までの区間の整備工事を行なう。

サイクリングロード 整備地図
かりがね児童クラブ

かりがね児童クラブは子育て支援センターとして改修し、子育て広場や病時・病後児保育室を整備する。

児童クラブ 建設位置

小学校敷地内への児童クラブの移転。新年度は、住吉、富士松南、平成の3校で整備する。

東刈谷児童館には、新たにのびのび広場を開設する。

身体に障害のある方の自動車を改造した場合の助成対象を、本人所有の場合に加え、新たに家族所有の場合も対象として拡充する。

木造住宅耐震改修費補助を60万円から100万円へ引き上げ、補助割合も対象経費の2分の1としていた条件を撤廃する。

東刈谷町末広町周辺での浸水被害の解消を図るよう雨水管整備の実施設計を行なう。

現在の保健センターを活用し、障害のある方の自立や社会参加の促進を図るための支援施設として整備する。

保健センター

衣浦小学校刈谷南中学校の校舎の老朽化に伴う大規模改造工事と、富士松東小学校の増築のための実施設計を進める。

肢体不自由な児童生徒が在籍している小中学校に各1名の介助支援員を配置する。

下重原交差点

下重原交差点に左折専用レーンの設置工事を行なう。

神明町交差点、県道今川刈谷停車場線に右折帯を設置すると共に、交差点付近の歩道を拡幅し、スクランブル交差点に改良する。

エスカレーター設置工事

刈谷駅北口南北連絡通路の北端にエスカレーターを設置する。

ハイウェイオアシス新遊具

ハイウェイオアシス(岩ケ池公園)に新たに大型遊具1基を設置する。

1日2組の葬儀を可能とするため、昨年6月から進めている青山斎園の増改築工事は本年7月の供用開始を目指す。

青山斎園の増改築工事

照明塔設置箇所

総合運動公園内グリーングラウンド刈谷のサッカー人工芝コートに、照明設備を設置し、夜間の利用も可能にする。

旧茶屋川

井ケ谷町の旧茶屋川にせせらぎ、植栽・休憩施設などを配したビオトープを整備する。

旧南庁舎は社会教育センター+市民ボランティア活動支援センター+国際交流センター(仮称)として整備を行なう。

南庁舎

井ケ谷・西境・今岡・一里山・熊市民館にエレベーターを設置する。

学校給食では、鶏卵アレルギー対応給食に加え、飲用牛乳アレルギー対応も実施する。

郷土資料館は、昭和30年代の小学校の教室や一般家庭の様子などを再現して4月29日にリニューアルオープンする。

郷土資料館

知立市・高浜市・東浦町と[定住自立圏の形成に関する協定]を締結

定住自立圏構想というのは、少子高齢化などで地方財政が疲弊してゆく中、全ての自治体がフルセットの生活機能を確保することは困難、との考えのもと進められている新しい広域連携の形です。 市町村が連携・協力して定住・自立に必要な生活機能を確保して行く取り組みで、刈谷市が中心市として、知立市・高浜市・東浦町と協定を結んで圏域全体のマネジメントを行なうものです。

具体的な取り組みとしては・・・

  1. 刈谷豊田総合病院と圏域内診療所との連携強化
  2. 公共施設の相互利用
  3. 図書館の相互利用
  4. 圏域内に特別支援学校を誘致
  5. 国や県の施設の相互利用
  6. 行政バスの広域での利用
  7. 広域での観光事業の推進
  8. 幹線道路の整備促進
  9. 職員の合同研修

この中で私は特に4番目に書いてある[圏域内に特別支援学校を誘致]に注目しました。特別支援学校とは要するに養護学校のことです。私が「養護学校を刈谷市に建設して欲しい!」と訴えて既に11年。 実現がちょっと近づいたのかな~と期待させる表現です。そこで、所管している文教委員会の中でそのことを質問したところ、「肢体不自由児を対象とした刈谷市立の養護学校ということも視野に入れて検討して行きたい」との答弁がありました。 「刈谷市立の養護学校」とは・・・・。涙が出るほど嬉しくなるサプライズ答弁です(@_@)\(^o^)/(@_@)


神谷まさひろ後援会主催 『近江・京都初詣』

近江・京都初詣

1月26日(水)に行いました、神谷まさひろ後援会主催による『近江・京都初詣』に参加された若松町の杉浦節子さんから、今年も[参加しての感想]が寄せられました。杉浦節子さんは平成6年頃からエッセーを書き始め、『虹色のセーター 私の小さな足あと』という本を出版されたり、市が行っている[家族への手紙コンクール]などで何度も入賞されています。杉浦さんの笑顔と共に、感想文を紹介します。

近江・京都初詣に参加して

近江・京都初詣

平成23年1月26日(水)神谷まさひろ後援会主催の 『近江・京都初詣で』に参加した。バス4台に分乗した参加者は130名。例年になく厳しい寒さが続いているが、バスの中は愉快な話題が飛び交い笑い声が渦巻き、とっても暖かい。

二番目に『琵琶湖グランドホテル』で昼食。眼下に澄み渡った琵琶湖を見下ろしながら、次々と出てくる料理に大満足。

三番目に『下鴨神社』に参拝。12の干支がぐるりと祭ってあった。私は今年の干支の兎と自分の干支に参拝してきた。

四番目に『北野天満宮』に参拝。梅はまだちょっと早いようだったが、さすがに学問の神様、合格祈願を絵馬に書いて、木の枝に吊るしている真剣な顔の親子が何組もいた。

最後は『なばなの里』へ。一歩踏み入れた途端「ワァーきれい」と、声が出たベゴニア館。光のトンネル・虹のトンネルを通り抜けたその時、打ち寄せるさざなみの中にそびえ立つ富士山。 いつまで見ていてもあきない。580万球の「光の祭典」を、友と腕組みしながら楽しんだ。

7月には刈谷市議会議員選挙。4期目に挑戦する神谷まさひろ君。がんばってください。期待しています。

近江・京都初詣

雪がちらちらしてきた。
楽しかった一日をみなさんありがとう。

杉浦節子

神谷まさひろ後援会総会・マニフェスト達成率報告会

4年前の選挙において神谷まさひろは、「これまでのお願い型の選挙から、具体的な政策を示す有権者との約束型選挙に1歩でも近づきたい」との思いから[神谷まさひろマニフェスト]を掲げて選挙を戦いました。 次の選挙を迎えるにあたり、そのマニフェストの達成率を皆様にご報告し、次の4年間で目指すべき方向性をお伝えしたいと思います。どなたでも参加可能ですので、多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

平成23年5月15日(日)午後2時~会場・・・桜市民館

感動の卒業式!

毎年3月議会が行われるこの時期は、卒業式の季節でもあります。我々議員はいずれかの小中学校・幼稚園・保育園の卒業式(卒園式)に来賓として出席する機会をいただき、毎回違った感動を味わうことが出来ます。日記形式で少し紹介しますと・・・

3月8日(火)

3月8日(火)卒業式

中学校卒業式に出席しました。全く原稿を見ることなく自分の言葉で式辞を述べられた校長先生、常日頃全力で子ども達と向き合っている証だと思います。 こんな素晴らしい[校長先生からのプレゼント]に送られて巣立って行くことの出来る卒業生は本当に幸せです。そして、一父兄として・・・こんな立派な先生方に導いて頂いたことに感謝です。 [旅立ちの日に]1番を卒業生が歌い、生徒全員で歌う2番が体育館中に響き渡った時、その迫力に体がぞくぞくっとしました。卒業生・在校生・先生・父兄・来賓、会場全体が一体になった瞬間です。

「今別れの時 飛び立とう未来信じて
弾む若い力信じて
この広い この広い 大空へ♪♪」

本当に感動的な卒業式でした。

3月17日(木)

3月17日(木)卒業式

かりがね幼稚園の修了証書授与式に出席しました。園児一人ひとりが舞台の上で、保育園での思い出を大きな声で発表した後、園長先生から修了証書を手渡されます。 そしてそのまま父兄の前へ、わが子から証書を手渡され、にこっと笑いながら頭をなで「おめでとう!」とささやく母、照れながらも口元がほころんでいる子どもの姿・・・いつ見ても美しい光景です。 式終了後の園児退場は拍手で送られる場合が多いのですが、今年は保育士の先生方全員による合唱での退場です。歌っている先生方も、一緒に口ずさんでいる父兄の目にも涙が溢れています。そして来賓席の私たちも思わずもらい泣きです・・・。

さくら少年野球団 団員募集!

~多くの友達を作ろう 元気ある子供になろう~

体験入団見学も大歓迎です

毎週日曜日、原崎公園グランドにて受付をしています。

練習日毎週土曜・日曜日(但し、学校行事等があれば変更)
練習会場原崎公園グランドほか
年間行事刈谷市軟式野球連盟主催の公式事業(年間7大会)
スポーツ少年団主催行事
夏季合宿
他市交流試合
創立昭和50年(伝統のある野球団です)
会費小学4年生以上 半年で5000円
小学3年生以下及び女子 半年で3000円
幼稚園 年会費1000円
申し込み先外山正 刈谷市桜町5-22 Tel 21-0908
竹下宣志 知立市上重原町曇り148 Tel 82-2639

神谷まさひろは桜少年野球団の顧問を務めています。

東北関東大震災 復興に向けての支援始まる!

3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震被災者への支援の輪が全国各地で広がっていますが、刈谷市でも3月20日現在、下記の支援を実施しています。

災害見舞金

刈谷市として500万円 刈谷市議会として50万円
職員互助会においても募金を募っている

救援物資搬送

  1. 日  時 平成23年3月18目(金)
  2. 出発時間 午前10時
  3. 搬送先  宮城県災害対策本部
  4. 支援物資

毛布 3890枚、簡易トイレ 52台、紙おむつ 3000枚 食料 7200食、水 6900本、トレイ・おわん・割り箸等

市営(県営)住宅提供

被災者へ提供する住宅として空いている市営住宅5戸を確保して受付を開始
なお、県営住宅(刈谷市内で2戸)は県で受付

応急給水活動への職員派遣

日本水道協会中部地方支部より派遣要請を受けて、
給水車(2t)1台、職員2名を宮城県に派遣

【日時】平成23年3月18日(金)午前出発、19日より活動開始
【内容】被災地(宮城県)での応急給水活動

お亡くなりになられた多くの方に哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復興をお祈りしています。

市職員による支援物資運搬の様子1 市職員による支援物資運搬の様子2