<提案した新しいしくみ> |
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② 副校長制度 |
①のPTCAを更に進めた提案で、学校組織の中に副校長というポストを新設して、地域の人たちの中から学校組織の運営に参加し、学校と地域との一体感を更に強めていこうというものです。 |
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③ 一週間の社会体験学習 |
現在刈谷市の一部の中学では、一日だけの社会体験(職場体験)学習を行っていますが、これを一週間に延ばして行ってみてはどうかという提案です。現在兵庫県の全ての公立中学で実際に一週間という長さで行われています。一日だけでは、客観的に見学する、対応するというだけで終わってしまいますが、一週間に延長した事で事業所の人たちと子供たちとの間にはコミュニケーションが芽生え、技術的な手ほどきはもとより、世間話や悩みの相談、その受け答えなどによる実質的な社会体験ができるようになったと高い評価を得ています。 |
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④ 地域スポーツチームへの参加をPR |
地域には野球やサッカーといったスポーツを通じて、子供の健全育成に努力されているチーム団体が多数あります。そういったチームの監督さんやコーチは、営利が目的ではなく、ボランティアで、しかも勝つこと強くなることだけを目指して指導しているのではなく、スポーツを通じての礼儀や、集団の中でのルール、努力することの大切さ、時には敗れ傷ついても、そこから再び立ち上がっていく心のたくましさなどを子供たちに教育しておみえになります。そんな素晴らしいスポーツチームを是非学校側からもPRしていくことを提案します。 |
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これらの提案に対して、教育部長の答えは予想していた通り「今後検討して参ります」ということでした。今後、教育委員会や学校関係者、地域の方々との意見を調整をしていく必要があるので、「直ちに行います」という答えは絶対にないと思っていました。ところで、今回行われた衆議院議員選挙における『各政党の少年問題に関連した主な政策』の中で、徳育の充実のほかに『学校長を公募制にし、住民参加の学校運営』など、地域と一体となった開かれた学校運営への対応が多数ありました。
今後間違いなく、「学校・家庭・地域社会が連携した教育」が全国的に進んでくると思います。その際、刈谷市が全国的な教育のさきがけとなって、他市のお手本となるようなスタイルを確立しておくことも大切なのではないかと思います。 |
2. 施策に市民の声を反映させる仕組み(審議会などの公募制) |
先日の新聞に『ユニーク市民参加の町づくり』のタイトルで知多市の事例が載っていました。これを引き合いに出して、これから行われる次期の総合計画策定にあたっては、その審議会に公募制度を取り入れてはどうかと提案しました。
企画部長の答弁は、「諸条件を見定めながら、公募制度の整備を進めていく」という前向きなものでした。いづれにしても、地方分権がいわれる今日、権限や財源を握る国や県の指導で仕事をするだけの受身の姿勢ではなく、市が主体性を持ち、市民と対話してニーズをつかみ、コンセンサスを作って、市民に必要な特徴ある施策を打ち出していく必要があると思います。そのためには、積極的に市民の声を聞く手段が、ますます大切になってくると思われます。
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”刈谷市総合計画”なんて本を見たことがありますか?後援会事務所にありますのでご覧になってください。 編集長 |
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