2000.6
Vol.08

ロンブスが偉大なのは、アメリカ大陸を発見したから偉大なのではありません。アメリカ大陸があるのかないのかわからないのに大西洋に船出したから偉大なのだと思います。 答えのあることが判っている問題を一生懸命することは勤勉であります。チャレンジとは答えがあるのかないのかわからない問題に向かって挑戦することだと思います。
“挑戦しなければ見えてこない”

の言葉を強くかみしめながら、「明るい豊かなまち刈谷」をめざして若者らしく・一生懸命頑張りますので、ご支援とご鞭撻賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

今までのレポートはここです

 

  まさひろさんの外見から内面までをモダンなものに変身させて、色シャツを着た茶髪の格好いい議員さんにしようとカジュアルな趣で一年間頑張りましたが、そろそろあきらめようと思います。私が思っていた以上に、この世界は外見で判断されてしまうようです。中身が第一なのにね。 編集長

 

~刈谷駅南口を考える~

 私の所属します”都市開発特別委員会”の勉強会が、5月16日(火)に行なわれ、都市基盤整備公団の所長さんより、これまでの事業経緯と現状の説明がありました。また、6月議会の中でも開発部長さんが一般質問に答える形でその内容と同じ説明がありました。
  

説明のポイント

大手GMS(ジャスコ、マイカル、イトーヨーカドーなど)は出店の意向なし。SM(ナフコ、アオキ、ヤマナカなど)については、面積を小さくすれば出店の可能性あり。
各施設(公益、商業、住宅)はこれまで通り分有・分棟計画。
前回(Vol.6で解説)の案で示した定借方式はヤメ。
保留床を公団が公募により処分する。
各施設の規模は、敷地面積の150%以上を確保。
各施設の建設は、公団が行う。
 この開発がなかなか進まない原因は、商業部分への出店企業がないことです。百貨店や大手GMSは、消費者の動向を的確に捉えているはずです。したがって、これらの出店意向がないということは、消費者が「あの場所には大型商業施設はいらない」という事を言っているのではないかと思います。
  

それならば発想を変えて

 

上記施設について、民間による保留床の取得があればもちろん良いことですが、万が一民間による取得がなくても、市がそれぞれの分野についての市民サービスの一環と捉え、市による保留床の取得があっても良いのではないかと思います。

  

さらに別の発想で考えれば

小型商業施設=民間が保留床を取得、森の公園=市が土地を賃借
小さな商業施設しか出店意向がなければ残りのスペースをこれまで通り市が更地で借り受け、樹木や草花がたくさん植わった森のような公園にしたらいかがでしょう。『大型商業施設=刈谷の顔づくり』と考えがちですが、コンクリートの大型建築物だけがシンボルではなく、『緑豊かで快適な空間が駅の前という一等地に存在する。』そのこと自体が素晴らしい刈谷の顔となり得るのではないかと思います。

そして、あらゆる施設の中に環境に配慮したほどこしをすることで、このエリアのコンセプトにもある「先進的かつシンボリックな空間」が環境の面からできあがり『森と共生したエコタウン刈谷駅南(仮称)』として全国へ発信していけるのではないかと思います。

乳幼児医療無料化継続なるか?

福祉経済委員会にて

 これまで乳幼児(2歳児までの3年間)の医療費は無料でした。これは、各種健康保険における自己負担分(2~3割)を県と市で半分ずつ負担していたからです。しかし、この度県の方針で、平成12年8月からは受診するごとに窓口で一部負担金を支払わなければならないことになりました。
 刈谷市としては、平成12年度についてその部分を刈谷市で負担し、市民の皆様にご負担をかけないよう配慮する予定にしています。しかし、平成13年度以降については財源の問題や、近隣市とのバランスなどもあり、そのまま市が負担することを続けて行くかどうかを検討中との答弁でありました。確かに無料化を継続することによって、市にとっては新たに年間7,400万円の支出増となります。それに対して、神谷まさひろは委員会の中で「刈谷市は比較的財政力が豊かだと言われている。しかし本当にその豊かさが実感できるかどうかは、こういった身近な問題にかかっています。小さな子供を持つ親としては、現在のような医療費無料は本当にありがたい制度だと思う。身近な子育て支援の一環として、ぜひこの無料化を継続してください。」と要望しました。
 たとえ県の補助がなくても、『刈谷市は子育てにやさしいまちを貫くのだ』という市としての信念と特徴が大切であり、この件については今後も注意深く見守っていきたいと思います。

平成12年6月議会

提案型の一般質問に挑戦!

  

. 青少年の健全育成について

神谷まさひろ本会議での発言より

 最近、子供たちがはしゃぐ声を近所で聞くことが少なくなりました。私たちの子供の頃は、子供の遊び場は公園のみならず、神社・お寺・路地裏・人の家の庭先、校庭など様々でした。
 「外で暗くなるまで遊んでいる」のが子供の証であり、また、年齢層も幅広く、しかも大勢で遊んでいました。大きい子が小さい子の面倒を見るのが当たり前。小さい子は大きい子の決定に従うのも当たり前で、そこには一つの小さな社会が形成され、子供は他の子供とのぶつかり合いの中で『情緒』というものを育んでいた気がします。そしてその子供達を遠巻きに見つめてくださっていた地域の大人たち、つまり近所のおじさん、おばさん達の暖かいまなざしもありました。子供達は地域社会の絆の中で成長してきたのであります。そこで私は、青少年の健全化への糸口の一つを、地域社会の絆の中に求めてみたいと思います。先の3月議会における教育行政方針の中で教育長は、「今後、学校・家庭・地域社会が一層連携しあい、社会全体で子供を育てる」とおっしゃっておみえになります。私も地域の子供は地域で育むという考え方には大賛成であります。
 そこで質問ですが、学校・家庭・地域社会が連携し合った三位一体の教育の具体的な施策について、どういった事をしていこうとしているのか、あるいはこれまでに行ってきたのかお答え願います。
この質問に対して当局は、現在行っている様々な事例をお答えになり、それに対して私は次のような提案をしました。
① PTCA
<従来のPTA組織>
<提案した新しいしくみ>
 副校長制度
①のPTCAを更に進めた提案で、学校組織の中に副校長というポストを新設して、地域の人たちの中から学校組織の運営に参加し、学校と地域との一体感を更に強めていこうというものです。
 一週間の社会体験学習
現在刈谷市の一部の中学では、一日だけの社会体験(職場体験)学習を行っていますが、これを一週間に延ばして行ってみてはどうかという提案です。現在兵庫県の全ての公立中学で実際に一週間という長さで行われています。一日だけでは、客観的に見学する、対応するというだけで終わってしまいますが、一週間に延長した事で事業所の人たちと子供たちとの間にはコミュニケーションが芽生え、技術的な手ほどきはもとより、世間話や悩みの相談、その受け答えなどによる実質的な社会体験ができるようになったと高い評価を得ています。
④ 地域スポーツチームへの参加をPR
地域には野球やサッカーといったスポーツを通じて、子供の健全育成に努力されているチーム団体が多数あります。そういったチームの監督さんやコーチは、営利が目的ではなく、ボランティアで、しかも勝つこと強くなることだけを目指して指導しているのではなく、スポーツを通じての礼儀や、集団の中でのルール、努力することの大切さ、時には敗れ傷ついても、そこから再び立ち上がっていく心のたくましさなどを子供たちに教育しておみえになります。そんな素晴らしいスポーツチームを是非学校側からもPRしていくことを提案します。
 これらの提案に対して、教育部長の答えは予想していた通り「今後検討して参ります」ということでした。今後、教育委員会や学校関係者、地域の方々との意見を調整をしていく必要があるので、「直ちに行います」という答えは絶対にないと思っていました。ところで、今回行われた衆議院議員選挙における『各政党の少年問題に関連した主な政策』の中で、徳育の充実のほかに『学校長を公募制にし、住民参加の学校運営』など、地域と一体となった開かれた学校運営への対応が多数ありました。
 今後間違いなく、「学校・家庭・地域社会が連携した教育」が全国的に進んでくると思います。その際、刈谷市が全国的な教育のさきがけとなって、他市のお手本となるようなスタイルを確立しておくことも大切なのではないかと思います。

. 施策に市民の声を反映させる仕組み(審議会などの公募制)

 先日の新聞に『ユニーク市民参加の町づくり』のタイトルで知多市の事例が載っていました。これを引き合いに出して、これから行われる次期の総合計画策定にあたっては、その審議会に公募制度を取り入れてはどうかと提案しました。

 企画部長の答弁は、「諸条件を見定めながら、公募制度の整備を進めていく」という前向きなものでした。いづれにしても、地方分権がいわれる今日、権限や財源を握る国や県の指導で仕事をするだけの受身の姿勢ではなく、市が主体性を持ち、市民と対話してニーズをつかみ、コンセンサスを作って、市民に必要な特徴ある施策を打ち出していく必要があると思います。そのためには、積極的に市民の声を聞く手段が、ますます大切になってくると思われます。

”刈谷市総合計画”なんて本を見たことがありますか?後援会事務所にありますのでご覧になってください。 編集長

伊勢神宮初詣に続く、神谷まさひろ後援会企画第2弾

『道南満喫』小樽・函館・2泊3日の旅

撮影協力 笠原さん

当日は、神谷まさひろ後援会の外に、自民クラブの議員のうち6名の議員の後援会が合同で、総勢170名の大所帯での旅行となりました。最終日こそ雨に降られてしまいましたが、初日、2日目と絶好の天候で、世界3大夜景のひとつ函館山からの100万ドルの夜景もきれいにみることができ、また、有珠山噴火の影響を受けることもなく、参加されたみなさんが互いに親睦を深めた旅となりました。

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神谷まさひろ後援会って、家族のような雰囲気なので老若男女がいっしょになって楽しめることがたくさんあるんですよ。みなさんもどうぞ、気軽に声を掛け合ってどんどん参加して下さいね! 編

この編集長のページでは、いろんな情報を募集しています。

1. 紹介したい写真、見てほしい写真は”SNAP×SNAP”で掲載。
2. 自分のホームページを紹介したい、リンクしたい人は、”リンクボード”を設けます。また、役に立つ、おもしろいホームページなんかもここでしょうかいしちゃいます。
3. 秘伝の生活情報なんかも”神谷家の食卓”というタイトルホルダーをつくってみなさまへご紹介しようとも考えています。
4. 自分の作ったクロスワードをみんなに挑戦させよう。”コロンブスワード”なんてどう?
5. ”けっこういけてるお店”なんかも紹介したいですね~。
  どしどし、お便り、FAX、Eメールを送ってください。お待ちしています。

編集長のホームページ

インターネットって何?

1979年アメリカの国防省が中心となって国内の大学、研究機関等とそれぞれのネットワーク同士をつなげたのだ。そして更に、その考え方がグローバル化し、地球規模でのネットワーク、つまりインターネットが誕生したのである。

各々のコンピューターを、電話回線や専用ケーブルなどの通信回線を使って、いろいろなデータなどの情報交換ができるようにコンピューター同士をつなぐシステムの総称をネットワークといいます。
そして、そのネットワークとネットワークを結ぶネットワークをインターネットといいます。わかるかな~。

編集長のひとりごと

コロンブスレポートについて、いくつかのご質問をいただいておりますので、ここでお答えします。
 Q1.   コロンブスレポートの青色印刷(VOL#)と黒色印刷(号外)の違いは?
 A.前者は、議会の開催された翌月発行で編集長が制作し、後者は不定期に発行しています。
 Q2.  なぜコロンブスレポートというのですか?
 A.コロンブスが偉大なのはアメリカ大陸を発見したことではなく、大陸があるのかないのかわからず大西洋に船出をしたチャレンジ精神こそが偉大であるという認識が、まさひろさんの政治に対する思いと一致したことから命名しました。

 

【コロンブスレポートを希望される方へ】
 神谷まさひろ後援会では年間6回程度コロンブスレポートを発行しています。(号外を含む)後援会事務所まで電話又はFAXでご連絡くだされば、定期的に送らせていただきます。市民と行政を結ぶ情報誌としてぜひご覧下さい。(無料です) 尚、バックナンバーVol.1~Vol.7(一部コピーも有り)ご希望の方もご連絡下さい。

=後援会事務所=

  TEL 23-0344     FAX  23-1399

 

神谷まさひろ座右の銘
【生きているということは誰かにお世話になっていること
生きていくということはそれをお返ししていくこと】