今までのインターネット市議会はこちらです 

 谷市議会議員として、コロンブスレポート・街頭演説・ホームページ・市政報告会などでできる限り私の考え方や、市政の情報をお伝えするように務めてきました。

でもこれって何か片手落ちのような気がします・・・・。

そうです。 情報がいつも私から発信するだけの一方通行なのです。

本会議や委員会で発言したり、採決したりするとき、ふと疑問に思うことがあります。たとえば「48歳の成年男子=神谷まさひろにとっては、この事がらは賛成なのだが、同じ質問を女性の方に聞いたらどう答えるだろうか? あるいは、お年寄りの方はどう思っているだろうか? あるいは、子供たちは・・・・? 」

そこでこのコーナーでは、毎回一つのテーマについて、私の方から質問させていただきます。
Eメールで、あなたの考えをお聞かせ下さい。 市政と皆様を結ぶコーディネーターとして、自らの意見を述べる際の参考にさせていただきます。




 第4回インターネット市議会テーマ





平成14年9月24日(火)の中日新聞1面に、「犬山市において2004年度から小中学校全てにおいて30人以下学級を実施する」との記事が掲載されていました。

犬山市では昨年度から1学級を2つに分ける少人数授業を実施しており、「生徒の学習意欲が高まり、教員との信頼関係が深まっている」と評価した上で、「より効果を上げるには少人数学級が必要だ」との判断で実施に踏み切るものです。

担任のできる教員の採用は現在、都道府県に限られていますが、文部科学省では2004年度を目標に自主財源で行なう場合には、独自採用できるように法改正の準備を進めていて、今回の犬山市の場合はその規制緩和の流れに対応したものとも言えます。

一方、刈谷市においても現在全ての小中学校で、少人数授業は行われています。小学校では国語、算数・理科、中学校では数学・理科・英語を基本の3教科として、授業ごとに1つのクラスを習熟度別に2つに割って、自分の理解度によって生徒が選択するという方式です。その結果、生徒の側からは「授業が楽しくわかりやすい」という声があり、一方教師の側からも「授業の質を向上させることができる」と高く評価をされています。

しかしこの犬山市の例のように「授業毎に少人数にするのではなく、学級そのものを少人数にしてしまうという方式=30人以下学級」の実施ということになると、市当局は、
30人学級導入についての考え方はどうかということでございますが、市独自で30人学級を実施していくには、教室の増築だとか多数の教員の確保など、ハード、ソフト面ともにいろいろな問題がありますので、現在のところ考えておりません。子供たちへのきめ細かい指導につきましては、少人数授業の実施やチームティーチングによる指導によって実施していく考えでございます。
6月議会一般質問答弁より
というように、否定的です。

 
確かに刈谷市独自での教育採用ということになりますと、試算では約100人の教員増と、そのためには年間約3億円強の財源が必要とのことです。更に学級数も増加しますから、学校によっては教室を増築しなければならない所も出てきます。
「我々の小学校時代は1クラス50人だったが勉強はちゃんとできたぞ!」と言われる方がいる一方で、「昔の子供に比べて今の子はおちつきがないので、多人数だと授業中に歩き回る子供もいてきちんとした授業ができない!」と言われた現役PTAもいらっしゃいました。

<年間約3億円強+校舎増設費>
この予算を使ってでも30人以下学級を実施した方がよいのかどうか?

あなたのご意見をお聞かせください。

30人学級に

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