1.ハイウェイオアシス(峠山パークランドオアシス館)
ハイウェイオアシスについては、高速道路を走行している人を『どれだけ立ち止まる気にさせるか』いわばそのサービスエリアの特徴・売り物は何か、ということが最大のポイントであると思います。
その点この峠山パークランドは温泉を一つの売り物にしていました。「わざわざ高速道路を使って温泉に入りに来る人などいるものか」あるいは、「急いで目的地まで行くために高速道路を使用しているのに、途中でゆっくり温泉に入っている人などいるものか」といった疑問から、この施設の利用者数とその状況について質問をしました。要点をまとめてみますと、 |
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(1)利用者の目標は年間21万人であるが、現状は12万人どまり |
(2)利用内容は、 |
温泉浴場 |
200人/日(目標300人) |
物産品販売
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140人/日(目標180人) |
(3)利用者のうち90%以上は高速からの利用者という思いがけない答が返ってきました。 |
刈谷市で現在計画されてるハイウェイオアシスについては、特徴ある施設(売り物)の一つとして大型の観覧車を計画しているという説明が先の本会議でありました。その際の私の感想は今回同様「高速道路を使ってわざわざ観覧車に乗りに来る人などいるか。」あるいは、「急いでいる時に、時間のかかる大型観覧車など乗るか。」というやや否定的なものでした。
しかし。今回の視察で、利用者を増やすための施設・サービスのあり方などは本当に柔軟に考えて行かなければならないと反省させられました。 |
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